トップハンデ馬の取捨は… 編集長が東西ハンデ重賞を攻略
今週の重賞2鞍は 対象的な結果が
で、今週のハンデ重賞2鞍の話に移ろう。同じハンデ重賞でも、ラジオNIKKEI賞(福島)とCBC賞(中京)では傾向が違うようだ。まずは福島のラジオNIKKEI賞だが、こちらはトップハンデ馬が苦戦。ハンデ戦になってからの9年間でトップハンデ馬の成績は〔0,1,0,12〕(左から1着馬の数、2着馬の数、3着馬の数、4着以下の数)で、勝ち馬は出ていない。そこそこ実績があって重いハンデを背負わされる馬より、実績がないために重いハンデを背負わされない素質馬=未知の魅力が多い馬が狙い目ということか。
ここを勝って賞金加算→秋の重賞戦線で賞金不足に悩まされないように出走してくる馬も多いと思うが、極論すれば ”春のクラシック戦線に出走した馬やトライアルを使って出走できなかった馬より、春のクラシックに間にあわなかった大物を探せ” といったところなのだろう。現在の出走予定馬では、南半球産でデビューの遅かったキャンベルジュニア(現在2戦2勝)や、同じくデビューが遅かったレアリスタ(こちらも現在2戦2勝)などは分かりやすいが…この2頭が大物かは判断しなくてはいけない。2歳時からの休養が延びてしまって春のクラシックに間にあわなかったロジチャリス、ここにきて素材の良さが出てきたグランアルマダ、前走が高UK値で素材の良さが出てきたように感じるブランドベルグなど、他にも遅れてきた大物候補はいる。
一方、中京のCBC賞はトップハンデ馬が頑張っている。ハンデ戦となってからの9年間でトップハンデ馬は〔2,0,2,7〕、前4年に限れば1,3,1,4着の好成績だ。その前の5年は〔0,0,1,6〕と一息なのだが、これは改装前の中京コースと京都コースで行われた年。1,3,1,4着の前4年の成績は ”阪神コースと改装後の中京コースで行われた年” というわけで、つまりは最後の直線に急坂があるコースで行われた年の成績は優秀ということになる。最後の直線に急坂があると ”軽いハンデよりも地力がモノをいう” ということなのだろうか。
なるほど、トップハンデ馬が苦戦しているラジオNIKKEI賞は、直線に坂があるといっても緩やかな福島コース(1年だけは中山の開催だったが)。最後の直線に急坂があると ”ハンデが軽いだけでは実績馬の地力に敵わない” という理屈が成り立っているように思える。現在の出走予定馬(CBC賞)ではサドンストームが57キロでトップハンデ。実質的なトップハンデなら55.5キロのウリウリ。牝馬は2キロ減となっているので、牡馬に換算すると57.5キロになる。
それでは最後に先週の高UK値馬を
土屋(競友)

ヴィクトリアM(GI)
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ヴィクトリアM(GI)
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中邑TM

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払戻金 31万1620円
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田崎TM

NHKマイルC(GI)
払戻金 20万7400円
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土屋(競友)

NHKマイルC(GI)
払戻金 17万7400円
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土屋(競友)

京都新聞杯(GII)
払戻金 22万3400円
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