レイエンダとギベオンは消し データ班がセントライト記念で買いたい馬
ダービー馬の全弟ながら骨折で春のクラシックには間に合わなかったレイエンダが最後の一冠獲りをかけて登場。迎え撃つのは皐月・ダービーの3着馬達にNHKマイルC2着馬といった強豪馬。菊戦線は本番前からヒートアップの予感!
2年連続でガチガチの決着に
キタサンブラックが勝利した3年前こそ、6・9・10番人気の決着で馬連万馬券となったが、以降の近2年は1~3番人気で決着して馬連の配当は390円と590円。全体的に見ても上位人気の信頼度はまずまずと言ったところ。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔3.2.1.4〕
2番人気〔2.2.1.5〕
3番人気〔1.2.2.5〕
4~5番人気〔1.2.2.15〕
6~9番人気〔3.1.2.34〕
10番人気以下〔0.1.2.69〕
中穴クラスまでは視野に入るが、過去10年の連対馬20頭中17頭までが6番人気以内。基本は上位人気同士の組合せで考えたい。
東西別成績(過去10年)
関東馬〔9.5.4.80〕
関西馬〔1.5.6.48〕
関西馬には翌週の神戸新聞杯があり、勝ち馬に関してはほぼ関東馬から。ただし、関西馬が当レース3番人気以内なら〔0.4.2.7〕と半数近くが馬券圏内に。厩舎や馬主などで使い分けが発生するケースなどもあり、注意が必要だ。
また、キャリアのレース数別で見ると、過去10年の1着馬10頭中9頭がキャリア5~7戦。2着馬は同じく10頭中9頭がキャリア6~9戦、3着馬は10頭中7頭がキャリア5~8戦となっていた。キャリア4戦以下は〔0.0.2.10〕と、経験の浅さはネックに。無敗で臨むレイエンダやゼーゲンは買うとしても3着候補か。
春のクラシック組に敬意を
次週の神戸新聞杯も同様だが、菊花賞トライアルのテーマは既存勢力VS新興勢力である。春のクラシック戦線に名を連ねた馬達と、夏場に勝利を挙げて力を付けてきた馬達の争い。まずは臨戦過程から見ていこう。
前走レース別成績(過去10年)
ダービー〔6.4.3.16〕
ラジオNIKKEI賞〔1.1.3.15〕
500万〔1.0.2.42〕
1000万〔2.4.1.32〕
1600万〔0.0.0.2〕
OP特別〔0.0.0.10〕
重賞〔7.6.7.40〕
前走が重賞だった馬は20頭が馬券に絡んでいるが、ダービー組とラジオNIKKEI賞組以外からは青葉賞と札幌記念から1頭ずつが出ているのみ。臨戦過程的にはNHKマイルC2着のギベオンは推しづらい。
前走・ダービー組は連対率34.5%、複勝率44.8%。単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えており、ベタ買いでも儲かる計算だ。特に同年のダービーで5着以内であれば〔4.3.1.4〕、連対率は58.3%にもなる。ダービー3着のコズミックフォースは無視できない。
一方、ダービー組よりも信頼度が高いのは皐月賞組。同年の皐月賞で3着以内なら〔3.1.1.1〕と高い好走率を誇る。皐月賞が東京で開催された年やセントライト記念が新潟で開催された年からも好走馬が出ているので、鍵は同じ中山コースというよりも「距離」か。2000mで行われる皐月賞の方が当レースとの関連度が高いとも言える。よって今年の皐月賞3着ジェネラーレウーノも要注意。
条件戦組で狙うなら…
過去10年で6連対と上々の成績を残している前走・1000万組。この組の前走着順別成績は以下の通り。
1000万組の前走着順別成績(過去10年)
前走1着〔0.2.0.7〕
前走2着〔0.0.1.5〕
前走3着〔2.0.0.6〕
前走4~5着〔0.1.0.7〕
前走6着以下〔0.1.0.7〕
これを見ると、単純に前走好走馬を拾えば良いという話ではなさそう。もう少し掘り下げてみると、馬券に絡んだ7頭中5頭には芝2200mでの勝利経験があった。この点から言うと、人気のレイエンダよりもダブルフラットやレイエスプランドルを押さえる手もアリか。
前走・500万組は3頭が馬券に絡んでいるが、「芝で2連勝かつ、ともに上がり3F2位以内」「前走3番人気以内」なら〔0.0.2.1〕となり、ゼーゲンが浮上。前述の通り、3着候補で狙ってみたい。
結論
軸
コズミックフォース
ジェネラーレウーノ
相手候補
ダブルフラット
レイエスプランドル
ゼーゲン
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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