大本線的中　馬場悪化でもデアリングタクトを信用できたワケ

タフな馬場が　むしろ追い風に

デスク「桜花賞は、中邑ＴＭが◎デアリングタクトからの馬連と馬単で本線的中。払戻金は4万9700円だ。実は、俺も◎は一緒だったんだが、あれだけ馬場が悪化するとキレ味が削がれるんじゃないかと思って、当初の予定よりも買い控えてしまったんだよ」

中邑「僕は、タフな馬場になったことで、むしろ紛れのない能力が問われる一戦になったのではないかと思います。そういう意味では、馬券もキッチリと勝負できましたよ」

デスク「そういう見方もあったか」

中邑「とにかく、デアリングタクトは、初戦から大きく進化を遂げた前走のエルフィンＳの内容が秀逸でしたし、ある程度力関係がハッキリしてきた阪神ＪＦ＆チューリップ賞組と比べても、まだまだ大きな上積みが見込めると思ったんですよね」

デスク「だったら、馬券も頭固定で３連単、なんていう選択肢もあったんじゃないのか？」

中邑「結果的に、３着のスマイルカナがノーマークだったので、そういう助兵衛心を起こさずに買ったのも正解でしたよ」

デスク「ともあれ、無傷の３連勝で桜花賞を勝ったデアリングタクトには、当然その先も、という期待がかかるが、オークスはどうだろうか？」

中邑「今回は、内有利の馬場であったことを考えても、着差以上の力の違いを見せたと言えますし、これまで３戦はいずれもマイル戦ですが、明らかに距離が延びていいタイプだと思います。オークスは一本人気になる可能性もあるので、馬券の買い方は少し頭を悩ませそうですが、今回以上に相手を絞り込んで勝負したいですね」

中邑TMの的中買い目