香港のガンピットはどうなのよ? 編集長がチャンピオンズCを徹底検証
今週の外国馬も半信半疑…悩むところです
先週の当欄ではジャパンカップに出走する外国馬について取り上げた。4頭の結果は6、11、14、18着。最初のところで “今年は時計的に注目する外国馬はいない” と述べたものの “ジャパンカップといえば外国馬、せっかくなので” などと考えたところが失敗だった。さすがに紙面で重い印は打たなかったが ”外国馬は高配当になるので” などというスケベ心が出て しっかり馬券のヒモには買ってしまった次第。これを教訓に “来年は時計的に注目できなかった場合は潔く切ろう” と今は思っているが、来年になったらなったで懲りずにスケベ心が再燃するなんてことも…。性格上、それが怖い。来年の外国馬は時計の裏付け=ハロン平均12秒の記録をもつ馬が出走してくれることを願う。
そんな反省をしている間に、今週のGI=チャンピオンズC(日曜・中京)にも外国馬が出走予定だ。そのガンピットは実績上、ダートで7戦7勝。これだけみると強そうな感じがする。ただ、ガンピットのダートは当然ながら日本のダートと同じではない。ガンピットのダートというのは香港のオールウェザートラック=主に砂よりも細かい粒子の泥や粘土の混じった馬場だと聞いている。私の認識(実際に見たこともないので たいして詳しくもないのだが)では “サンドではなくネンド” といったイメージ。ちなみに前走の1650m=1分36秒3を1600mに単純換算すると1分33秒4。これはクロフネのもつ日本レコード=1分33秒3に0.1秒差の凄い時計であるが、ネンドはサンドより時計が速くて当然。7戦7勝の実績もそうだが、時計面でも額面通りに受け取るのは危険だと考えている。
しかしながら、60キロ以上の斤量を背負って勝っている前3走などをみると、私が二十代だったころに見たダイナレターをいう馬を思い出したりもするわけで…。香港の競馬ファンにとっては そんな存在なのだろうと思うと、やっぱり今週も配当次第でスケベ心が出てしまうかも。先週の今週なのに懲りないと自分自身で分かっていても、馬券に絡んだ時に後悔はしたくないという気持ちもある。
参考として、日本馬としてJRAの競馬に出走した父ドバウィの産駒成績を次に示しておく(先週まで)。日本のダートで走れてもおかしくはないか?
ケルシャンス 芝〔1.0.2.8〕ダート〔0.1.2.2〕
シャンテクレール 芝〔0.0.0.5〕ダート〔0.0.0.1〕
ティップトップ 芝〔0.0.1.6〕ダート〔2.0.2.5〕
フレデフォート 芝〔4.5.3.26〕ダート〔0.0.0.3〕
モルジアナ 芝〔0.2.0.1〕ダート〔2.0.2.0〕
三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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田崎TM
秋華賞(GI)
払戻金 11万9700円
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石川(競友)
10/14(月祝)東京12R
払戻金 46万8300円
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菅TM
キーンランドC(GIII)
払戻金 114万8250円
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