取材の感触は抜群！　是非とも買っておきたい馬は

　今週は束の間の２場開催（阪神・中山）。担当厩舎の出走馬が少なく淋しい限りだが、その中で２頭をピックアップしたい。（優馬TM・加茂聡）

中山土曜６Ｒリエンカウンター（栗東・斉藤崇厩舎）

　芝で３戦して４・５・９着と、それなりに走ってはいるが善戦止まり。その点を踏まえて陣営は今回ダートへ矛先を向けた。「体型やフットワークを見てもダートは悪くないと思いますし、どんな競馬をしてくれるのか楽しみにしていますよ」と斉藤崇調教師は手応えアリの様子。同じ厩舎に所属しているバーデンヴァイラー、ローウェル、アウトオブサイトは芝からダートへ替えて１発目に勝利を飾っておりこの馬もそのパターンか。適性さえあればアッサリまであると見て、単勝と馬連流しで買ってみたい。

阪神土曜４Ｒヘアケイリー（栗東・中内田厩舎）

　デビュー戦は、ダッシュが付かず後方からじっくりと脚をタメる競馬に。ラストは追う毎にグイグイと伸びて既走馬相手を考えれば上々の内容だったと言えるだろう。気が入りやすいタイプだが、「テンションを上げずにうまく調整ができている。使ったあとも馬体は減っていないし、落ち着きがあっていい雰囲気。距離が延びた方がレースもしやすいと思う」と片山助手は２走目の上積みに期待を寄せる。今度は差し切れるとみて単勝を。