【中山金杯・京都金杯】現場の調教班が厳選した「気配バツグンの穴馬」をズバリ！

　謹賀新年。皆様のお力になれるため精進いたしますので、今年もよろしくお願い致します。大みそかの追い切りで軽快な動きを見せていた馬の中からオススメしたいのが、中山金杯に出走するラーゴム（栗東：斉藤崇厩舎）。大きく先行したとは言えダイナミックな脚さばきで余力十分に先着と、動きだけならこの馬がこの日のナンバーワンと言えるものだった。

　デビューからきさらぎ賞を勝ち上がるまでは、ほぼパーフェクトと言えるレース内容で力のあることは明らかな同馬。しばらくダート戦で様子を見られていたが、久々に芝に戻されてスイッチが入れば一変してもおかしくはない。歳を重ねながら落ち着きを増して成長していくオルフェーヴル産駒の典型と言っていいタイプ。明け５歳になったが、これからが本領発揮と見て良さそう。

久々の芝でも激走気配の漂うラーゴム

　京都金杯からはレース間が詰まっているが、復調気配がうかがえるミッキーブリランテ（栗東：矢作厩舎）のヒモ荒れに要注意。大みそかに坂路で軽めの追い切りを消化し、直前はＥコースでキャンター調整だったが、気合乗り満点で柔らかいフットワークが目立っていた。前走で馬込みからの競馬を試され、新しい面をみせた同馬。中京は久々だが、高松宮記念で0.6秒差の競馬をしておりここなら期待は十分。（栗東調教班：持木秀康）

近走内容から一発があって不思議ないミッキーブリランテ