武豊キタサンはランク外、サトノDは5位 有馬記念の調教BEST5

調教BEST5
有馬記念

第3位 ゴールドアクター

2)ゴールドアクター
牡5 (美)中川公成
[好気配]吉田隼21日南W良
66.3 – 51.9 – 38.8 – 12.9 (5)G追先着
気配…A 動き…A 総合評価…93点
間隔は詰まるも中間の調教を強化。上積みは十分。

中3週になるが、中間の調教を強化。そしてそれに応える動きを披露し、Wコースで2週続けて併せ馬で先着。馬場の差はあるものの、どちらも5F66秒台~1F12秒台でまとめ、伸び脚も力強い。状態は今がピークだろう。

中川師「折り合いを重視し、反応を確かめてもらった。満足のいく状態で臨めそうだ。」

パドックここをCHECK→ややウルサイのはいつもの事。前走は見た目以上にプラス8キロが影響した印象。落ち着きも欲しいが、490キロ台で出走できるかが鍵。

第2位 シュヴァルグラン

14)シュヴァルグラン
牡4 (栗)友道康夫
[好気配]福永21日栗CW稍
(モヤのため見えず) 一杯先着
気配…A 動き…A 総合評価…94点
併せて渋太く先着、前走以上の状態にある。

普段の調教ではあまり動かないタイプだが、今週の追い切りでは珍しく先着。1週前追いでは準OP馬と併せて5F64秒台をマークと、状態面は申し分なし。戦績が示す通り、今が充実期といった印象で、1戦毎に動きも良化。完成の域に近付いた。

松館助手「あまり攻め駆けしないタイプですが、仕掛けてからの反応も良く好調ですね。」

パドックここをCHECK→馬体重の増減は気にしなくてもいい。前走時はパドックでテンションが高かったので、落ち着きの有無がポイント。

シュヴァルグラン

調教で動かないタイプのシュヴァルグランだが今回の追い切りは抜群(撮影:日刊ゲンダイ)

第1位 ミッキークイーン

8)ミッキークイーン
牝4 (栗)池江泰寿
[好気配]浜中21日栗CW稍
(モヤのため見えず) 馬也先着
気配…A 動き…A 総合評価…97点
前走時よりも力強い動きで上昇は確か。

順調さを欠いた前走時は坂路のみの仕上げだが、今回はコース追いを併用しての仕上げ。最終追いは濃霧のため見えたのは一瞬だが、キレ味鋭く併走馬を並ぶ間もなく交わし、走りに力強さも出てきた。久々を使われた上積みは大。

浜中騎手「併せ馬で楽に抜け出した。叩いた効果で動きや息遣いも確実に良くなったよ。」

パドックここをCHECK→前走がプラス10キロでやや余裕残しに映った。馬体が数字、見た目ともに絞れていて集中力のある周回が理想。

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