JRA所属馬が韓国で初勝利 身近になった海外遠征のメリットとデメリット
ハードルの低くなった海外遠征の問題点
前述のエスメラルディーナで日本調教馬の海外遠征は今年既に18頭を数える。オーストラリアへの遠征など、近年の傾向とはまた違ってきている部分はあるが、全体を通して〔2.4.2.10〕ならまずまずの成績だろう。
しかし、一口馬主が出資をするクラブの所有馬などは、遠征にかかる費用も会員が負担しなければならず、下手をすれば海外遠征で赤字…、なんてことも十分にありえる。日本調教馬の海外遠征は確かに盛んになったが、手放しで喜んでいいほど簡単なものでもないように思えるが…。
「海外」は当然の流れ
日本国内のスポーツというのは成熟するにしたがって国外へと発展していく傾向にある。野球もサッカーも然り。そして、大物選手の海外移籍が報じられるたびに、「国内の空洞化」が指摘されてきたが、競馬もまた例外ではない。実際のところ、それだけ競技のレベルが上がったという証拠でもあり、海外で戦うことにはメリットも大きい。メジャーリーグでのイチロー選手の活躍を毎日のよう にニュースで目にしていると、報道の距離感さえ近ければ、「海外」という距離感をあまり意識せずに済む。
有力馬が国内のレースにあまり出走しないというのは、馬券の売り上げや集客を考えれば決して喜ばしくはないが、海外レースの馬券発売へのメドも立った。これから更に、この流れは加速していくと考えるのが自然だろう。
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