新馬勝ち組に必要な5つのポイント 全てクリアの1頭に◎

重賞データ攻略
新潟2歳S

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 素質豊かな2歳馬達に待ち受けるのは新潟外回りの長い長い直線。末脚勝負の熱い叩き合いから抜け出すのはどの馬か? 今後のマイル路線を占う一戦をデータで徹底分析!

伏兵台頭の余地も十分

 ここ2年は1番人気馬が馬券外に沈んでいるが、ともに3番人気が勝利して大荒れは回避。過去10年で見ると、1番人気と3番人気が4勝ずつしており、勝ち馬は上位人気から選ぶのがベターか。

人気別成績(過去10年)
1番人気〔4.2.0.4〕
2番人気〔0.0.3.7〕
3番人気〔4.0.0.6〕
4番人気〔1.1.1.7〕
5番人気〔0.1.1.8〕
6~10番人気〔1.3.5.41〕
11番人気以下〔0.3.0.67〕

 ただし、2~3着馬については波乱傾向が強く、特に2着馬に関しては半数の5頭が10番人気以下の馬であった。

東西別成績(過去10年)
関東馬〔5.8.6.90〕
関西馬〔5.2.4.50〕

 2~3着馬の数では関東馬の方が優勢。ただし、連対率・複勝率はほぼ互角となっている。

決め手の有無が最優先事項

 昨年こそ4角1~2番手の2頭で決着したが、これはかなりイレギュラーな結果。2013年の勝ち馬ハープスターのように、4角最後方からでも勝ち切るケースが珍しくないのが、この新潟2歳Sだ。

脚質別成績(過去10年)
逃げ〔0.1.0.9〕
先行〔1.1.2.33〕
差し〔4.4.6.59〕
追込〔5.4.2.38〕

上がり3F順位別成績(過去10年)
1位〔5.3.1.1〕
2位〔5.3.1.4〕
3位〔0.2.1.6〕
4位以下〔0.2.7.129〕

 連対馬の20頭中18頭までが当レースで上がり3F3位以内だった馬。とにかく決め手のある差し・追込タイプでないと連絡みは厳しいと言える。

中心は新馬勝ちの馬から

 今年のメンバーを見渡すと、エイシンゾーンが中京2歳Sからの臨戦だが、残りは全て前走・新馬組か前走・未勝利組。前走のレース別成績は以下の通り。

前走レース別成績(過去10年)
新馬〔7.5.7.79〕
未勝利〔2.4.1.30〕
OP特別〔1.1.1.30〕
GIII〔0.0.1.0〕

 前走・新馬組で連対した12頭の初戦のポイントは以下の通り。

前走・新馬組の初戦(過去10年)

  • 3番人気以内(12頭中8頭)
  • 上がり3F1位(12頭中9頭)
  • 芝左回り(12頭全馬)
  • 1400m~1600m(12頭中10頭)
  • 初戦から中4週以上(12頭中10頭)

 上に挙げたポイントを全てクリアしたのはロードアクアのみ。軸ならこの馬だろう。

ロードアクア

3頭出走するロードカナロア産駒の中からロードアクアを◎にチョイス(撮影:日刊ゲンダイ)

 その一方、前走・未勝利組は前走3番人気以内(7頭中6頭)、前走上がり3F2位以内(7頭全馬)、初戦2~3着(7頭全馬)の3点が条件。これに当てはまるのはオーパキャマラ-ドケイデンスコールの2頭。

 前走・OP特別組に関しては2010年2着のマイネルラクリマを最後に馬券対象はゼロ。とはいえ、前走2番人気以内&3着以内なら〔1.1.1.6〕まで絞れる。中京2歳S2番人気2着のエイシンゾーンを押さえてみるのも悪くないか。

結論

◎ロードアクア
△オーパキャマラード
△ケイデンスコール
△エイシンゾーン

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