武豊鞍上なら無理には… 本命党だけでなく穴党の◎もインティに
焦点は2着探しにあらず 相当なレベルの素質馬も
デスク「あと、ちょっと意外なのは、重賞出走歴がなくて、しかも8ヶ月ぶりの久々となるスマハマに重い印が並んでいることなんだが」
目黒「ルヴァンスレーヴを筆頭にダート界でも粒揃いの素質馬が揃った4歳世代の中でも、昨春の時点でスマハマは最強候補の1頭でした。骨折で休養を挟みましたが、追い切り後に“思っていたより動きが良かった”と高橋亮師は話してましたし、態勢が整ったと考えれば、ここでも全く見劣りはしないはずです」
打越「休養前の青竜Sでは、その後にレパードSなど重賞2勝のグリムと、東京大賞典勝ちのオメガパフュームに割って入った2着だったけど、出負けした上にその2頭より1キロ重い57キロを背負っていたことを考えれば、相当な能力を示したと言えるよ。これまたまだ底を見せていない点と、脚質から中京1800mも合いそうだし、骨折明けでも期待していいんじゃないかな」
木谷「スマハマが戦ってきた相手を考えると、世代上位どころかダート界全体でも上位と言っていいですよ。それに、ネオユニヴァース産駒&藤岡佑騎手という組合せはチャンピオンズCで2着に激走したウェスタールンドと同じですから、良いイメージもありますね」
瀬古「やはりポイントは仕上りに尽きると思いますが、1週前に実戦勘を取り戻す意図もあって、ダートのEコースでゲートから出しての併せ馬を消化しています。高橋亮師は慎重な姿勢を見せながらも“体は、長く休んでいた馬には見えない”と、納得の表情を浮かべていましたし、ここでどんな走りをするか注目したいですね」
デスク「さっき、好不調の差こそあれ、って言ったけど、本来はもっと重い印が付いていい実力馬も何頭かいるよな」
小島「復活が待たれるグレンツェントですが、前走の武蔵野Sについては“脚抜きのいい馬場で上がりが速くなって、この馬の苦手なパターンの競馬になった”と、加藤征師は振り返ってました。“ただ、久々にマイル戦を使ったことでピリッとしてきた”とも言っていて、前走が無駄使いではなかったようです。今回も放牧明けになりますが、早目に帰厩させて十分に乗り込まれていますし、師も“久々にこの馬らしい雰囲気になっている”と、復調ぶりをアピールしています。おととし勝っているレースですし、これで走らなかったら、というムードも漂ってましたよ」
木谷「前走は約9ヵ月ぶりの実戦でしたし、1600mよりも1800m向きの馬ですよね。2年前の勝利のみならず、同じ年のチャンピオンズCでも着順ほど差はなかったですから、キレ味勝負にさえならなければ可能性はありそうですよ」
馬場「昨年2着のコスモカナディアンですが、金成師は“昨年より今年の方がメンバーが揃っているからね”と慎重になりながらも、“前走は巧く運べていたが展開が向かなかったもの。この時期が合っているようで、コンスタントに使っていても本当に体調は良いし、自分の競馬に徹してどこまでやれるか”と、望みは捨てていない様子でしたね」
板子「前走で復調を示したマイネルバサラですが、松山将師は“関西への輸送で適度に馬体が絞れたことと、川田騎手が勝負どころで気を抜かせずに巧く運んでくれたこと”を好走の因として挙げてました。ただ“今回は、前走で減った馬体の回復やコーナーワークが一息の左回りなど、課題もある”と話してましたし、使い詰めで上積みも見込めないだけに、あくまで押さえの評価でいいかと思います」
デスク「俺もインティでしょうがないかと思っていたんだが、ここまで人気になると馬券的にもアレだし…。まぁ、インティが桁違いだったとして、付いていった馬たちが総崩れになるようなペースになれば、カゼノコの追い込みがハマるシーンもあるんじゃないかと思うんだ。実は3歳時にはジャパンダートダービーを制しているGI馬なのに、ほとんどカラ人気というのも嬉しいしな」
木谷「あれあれ、今年はそういう狙い方を封印するとかなんとか、先週は言ってましたよね。そういう虫が騒ぎ出してきたんでしょうね、思ったよりも早かったですが…」
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
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