人気薄確実 「2つの前走条件」から導き出された大穴候補
桜花賞への3枚の切符をかけたトライアルレース。例年、実力拮抗のメンバー構成で激戦になりがちだが、今年も各馬にチャンスがありそう。データ班がオススメするのは…!?
大荒れの可能性は?
過去10年の馬連平均配当は10663円となっているが、これは2014年の馬連76030円が平均を押し上げているもの。残る9回中8回は馬連2000円~5000円台の決着。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔2.3.0.5〕
2番人気〔2.1.2.5〕
3番人気〔2.1.0.7〕
4~5番人気〔0.1.3.16〕
6~10番人気〔4.3.3.40〕
11番人気以下〔0.1.2.65〕
近5年で見れば、1~2番人気のどちらかは必ず連対している。相手候補は少しひねる必要がありそうだが、軸は上位人気からでも良さそう。
脚質別成績(過去10年)
逃げ〔0.1.2.7〕
先行〔4.2.4.27〕
差し〔1.6.1.57〕
後方〔5.1.3.46〕
先行→差しという決着だけでなく、追込馬の末脚が炸裂するケースも珍しくない。1200mからの臨戦馬も多く、内回り1400m戦という事もあってペースが上がりやすいというのも一因か。
経験か、勢いか
当レースは前述の通り、1200mからの臨戦馬も多いのが特徴だが、前走・1200m組は過去10年で〔0.0.0.26〕。1200mで1着があった馬は9頭が馬券に絡んでいるが、うち8頭までに1400m戦で1着かOP・重賞3着以内or0.3秒差以内があった。距離実績は必須と言えよう。
前走レース別成績(過去10年)
阪神JF〔2.3.4.18〕
クイーンC〔1.1.1.12〕
エルフィンS〔1.1.0.12〕
新馬・未勝利〔0.0.0.11〕
500万〔5.3.4.51〕
OP特別〔1.2.1.30〕
GII・GIII〔1.2.1.24〕
GI〔3.3.4.18〕
注目は前走・500万組。近5年に限れば〔4.2.1.27〕と4頭の勝ち馬を出している。その中でも前走が「右回りの1400m~1600m」で「1着か1番人気」だった馬に限れば〔4.1.1.7〕と半数近くが馬券対象に。これに当てはまるのはキュールエサクラとジュランビルの2頭。
OP特別組とGII・GIII組はあわせて8頭が馬券に絡んでいるが、「前走5着以内」と「前走1600m」が共通点。例外はそれぞれ1頭だけ。こちらはアズマヘリテージとホウオウカトリーヌが該当。特に前者は人気薄だが、昨夏の小倉2歳Sで2着があり、その時の勝ち馬は京王杯2歳Sも勝って朝日杯FSでは4着。好走の下地はある。
GI出走組の好走条件
近年は500万組の勢いに押され気味だが、それでも侮れないのがGI出走歴のある馬達。近5年では以下の7頭が当レースで好走している。
フィリーズレビューで好走したGI出走馬(過去5年)
2014年 2番人気1着 ベルカント 前走・朝日杯FS 3番人気10着
2014年 13番人気2着 ニホンピロアンバー 前走・阪神JF 14番人気17着
2015年 2番人気3着 ムーンエクスプレス 前走・阪神JF 12番人気4着
2016年 1番人気2着 アットザシーサイド 前走・阪神JF 4番人気5着
2016年 2番人気3着 キャンディバローズ 前走・阪神JF 5番人気9着
2017年 1番人気2着 レーヌミノル 2走前・阪神JF 3番人気3着
2017年 6番人気3着 ゴールドケープ 前走・阪神JF 14番人気6着
馬券に絡んだ7頭中6頭は出走したGIで「6着以内」か「5番人気以内」のどちらかをクリアしていた。2014年のニホンピロアンバーのような馬は拾いにくいが、基本的にはある程度好走した馬を素直に評価したい。ここでは阪神JFで14番人気5着に健闘したプールヴィルが浮上。
結論
キュールエサクラ
ジュランビル
アズマヘリテージ
ホウオウカトリーヌ
プールヴィル
前田(競友)
京阪杯(GIII)
払戻金 7万7700円
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前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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