馬券になる確率100%では「仕方なし」 札幌記念は手堅く手堅く
4頭のGI馬が参戦し、昨年と同様に豪華な顔ぶれとなった札幌記念。秋のGI戦線を見据えた強豪馬達の激突で、サマー2000シリーズも最大の見せ場となるか。
GI組の安定感が光る
サマー2000シリーズの第4戦ということで、主に函館記念からの臨戦馬も多くなっているが、定量のGII戦でもあり、一線級の有力馬が秋を前に一叩き、というレースでもある。
前走レース別成績(過去10年)
函館記念〔3.3.3.38〕
OP特別〔0.0.0.15〕
GIII〔6.3.3.59〕
GII〔0.1.0.8〕
GI〔4.5.6.19〕
海外GI〔0.1.1.8〕
函館記念組の連対率12.8%・複勝率19.1%に対して、前走・GI組は連対率26.5%、複勝率は44.1%と優秀な数字。同じGIでも海外GI帰りのグループは調整の難しさがあるのか、もう一息。馬券の軸は国内GI組から考えたい。
堅い決着でも仕方なし?
その前走・GI組。宝塚記念組〔2.2.1.5〕や、安田記念組〔1.1.1.2〕といった臨戦過程や、6歳以上〔0.0.2.5〕といった数字がひとまず目につくが、それ以上に注目すべきは前走の着順と今回の人気。前走3着以内〔2.3.1.2〕、今回1~2番人気〔4.4.3.5〕となり、両方を満たせば〔2.3.1.0〕とパーフェクトな成績。
前走3着以内&今回1~2番人気の前走GI組(過去10年)
2009年 1人気2着 ブエナビスタ 前走・オークス1着
2010年 1人気1着 アーネストリー 前走・宝塚記念3着
2014年 2人気1着 ハープスター 前走・オークス2着
2014年 1人気2着 ゴールドシップ 前走・宝塚記念1着
2016年 1人気2着 モーリス 前走・安田記念2着
2017年 1人気3着 ヤマカツエース 前走・大阪杯3着
GI級の馬にとってはあくまで前哨戦という位置付けの札幌記念だが、前走好走かつ今回上位人気であれば、流石に不格好な競馬はしない、というのがデータ的な結論。前走でGI・3着以内かつ、1~2番人気が予想されるフィエールマン、ワグネリアンの2頭で手堅くヒット狙い。
推奨馬
フィエールマン
ワグネリアン
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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