好走条件をことごとくクリア 小倉2歳S確勝級の1頭とは…
夏の小倉開催を締めくくるのは、未来の快速馬候補が集う重賞・小倉2歳S。当開催デビューの馬だけでなく、武豊J騎乗のラウダシオンなど早めに勝ち上がった馬も揃い、能力比較の難しい一戦となっている。データ班が太鼓判を捺す確勝級の1頭とは?
好走に必要な条件は…
OP特別のフェニックス賞1~3着馬をはじめ、他場の1200m戦を勝ち上がってきた馬なども顔を揃え、興味深いメンバー構成に。まずは当レースのポイントを整理してみたい。
小倉2歳Sのポイント(過去10年)
- 1~3番人気〔9.4.2.15〕
- キャリア1~2戦〔9.9.9.84〕
- 前走が新馬・未勝利戦〔8.7.8.88〕
- 前走・小倉芝1200m〔7.8.8.93〕
2014年こそ15番人気の馬が勝利する波乱があったものの、勝ち馬は基本的に上位3番人気以内から。また、ほとんどの好走馬がキャリア1~2戦、前走で新馬・未勝利戦を勝ち上がってきていた馬で、馬券圏内があるのもキャリア3戦まで。母数の問題もあるが、前走も同舞台のグループが優勢。
確勝級と呼べる1頭
過去10年、馬券に絡んだ30頭中27頭までが前走1着馬。検討すべきポイントは前走でどんな勝ち方をしているか、だろう。今回はそこに着目してみたい。
前走着差別成績(過去10年)
0.0秒差で勝利〔2.1.1.14〕
0.1~0.2秒差で勝利〔0.2.3.43〕
0.3~0.4秒差で勝利〔2.2.2.17〕
0.5秒差以上で勝利〔5.4.3.20〕
前走人気別成績(過去10年)
前走1番人気〔7.7.6.39〕
前走2~4番人気〔3.3.4.64〕
前走5番人気以下〔0.0.0.21〕
前走上がり3F順位別成績(過去10年)
前走上がり1位〔5.3.3.48〕
前走上がり2位〔4.2.3.19〕
前走上がり3位〔1.4.2.29〕
前走上がり4位以下〔0.1.2.28〕
「着差→大、人気→上位、上がり→速」という3点がミソ。前走で1番人気かつ、0.5秒差以上の着差で勝利、上がり3F2位以内なら〔5.2.2.7〕と高い好走率。更に、今回3番人気以内に限ると〔5.1.1.1〕で勝率はグンと上昇。これをクリアしたカイルアコナは確勝級とジャッジ。
1着候補
カイルアコナ
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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