意外な馬に絶賛の声「本格化」「ベストコース」「期待しない方が無理」
前走で完全復調をアピール 本紙武井はレイエンダを◎に指名
デスク「ブラストワンピースが勝った昨年あたりと比べると、今年は少し小粒のメンバー構成に思えるけど、人気の中心は前走のエプソムカップでようやく重賞ウィナーの仲間入りを果たしたレイエンダ。本紙武井も素直に◎を打ってきたわけだが」
武井「レイエンダは、昨年の夏に函館2000mの1000万特別をノーステッキで楽勝していますが、その勝ち時計は同開催の函館記念を上回っており、本来ならばもっと早くに重賞を勝つべきだった馬ですね。4走前のチャレンジCでスタート後に寄られてチグハグな競馬になってしまったのがケチのつけ始めと言えますが、東京新聞杯にしろメイステークスにしろ、力を出し切ったものではないですからね」
デスク「ただ、逆にエプソムCは展開などにも恵まれた勝利だったようにも見えるけど…」
武井「追走に苦しんで結果が出ていなかったこともあってか、エプソムCでは積極的に2番手で運んだのでしょうが、上がりも32秒台でまとめての快勝は、復調を示すと同時に進歩も示す内容だったと思います。今回は57キロのハンデを背負いますが、傑出馬が不在ですし、再度ベストパートナーのルメール騎手で力を出し切ることができれば、結果は付いてくるはずです」
小島「エプソムCについては、陣営も“ペースが遅かったにしても、稍重の馬場であれだけの素晴らしい末脚を見せたんだから、内容は非常に良かった”と振り返ってましたし、スランプの時期もありましたが、これでふっきれた感がありますね。この中間は、調教でチークを外しても集中して走れてますし、仕上り自体も上々です。馬が自信さえ取り戻せば、GIIIでは役者が違うかもしれませんよ」
デスク「なんて言いながらも、コジはレイエンダを○にとどめて、アクートに◎ときたか」
小島「前走も含めて新潟での4戦は全て上がり最速で、とにかくこの舞台ではキレにキレまくる馬です。秋に向けての叩き台となる馬も多い中で、順調に使われている強味もありますし、前をまとめて差し切るシーンが目に浮かびますよ」
久光「僕も、アクートの新潟での実績を大いに評価したいですし、ポカがないどころかベストのコースであるのは間違いないでしょう。開幕週の馬場だったとはいえ、前走の1分57秒3という時計も当然高く評価すべきですし、そこから2キロ減となる54キロのハンデなら、期待しない方が無理ですよ。いつも通り調教では動きませんが体調は良好で、夏は格より調子。目下の勢いに乗りたいですね」
佐藤直「アクートの前走、佐渡Sは、レースの後半5ハロンのラップが57秒2という、あまりお目にかかれない数字なんだけど、これを後方から運んで差し切ったんだから重賞級の走りと言っていいんだよ。晩成のステイゴールド産駒が本格化の時を迎えたと判断していいだろうな」
守屋「初の重賞挑戦となることもあってか“あくまで挑戦者の立場。準オープンで惜敗していた時もいつもよく追い込んできていたが、前走の末脚は凄かったし、あれがここでも使えれば”と、宗像師の口ぶりもいつも通りに控え目でしたが、僕もアクートの完全本格化を疑う余地はありませんね」
坂倉「さっき武井君は“傑出馬不在”って言ってましたけど、ダイヤモンドS勝ちに加えてGIでも好走しているユーキャンスマイルの実績が、ここでは断トツじゃないかと。走りが安定しないところもある右回りに比べて、左回りでは安心して見ていられますし、菊花賞で3着と世代トップレベルの力を示したこの馬で中心は揺ぎないと思いますね」
伊利「ユーキャンスマイルの勝ったダイヤモンドSも、ラスト5ハロンが58秒5というマラソンレースとしては異例の数字でしたが、岩田康騎手の巧みな進路取りが光ったとはいえ、後方から差してきたのはこの馬だけでしたからね。同じ左回りなら、強烈な決め手を繰り出せるはずです」
デスク「ただ、ずっと長丁場を使い続けてきたユーキャンスマイルは、2000mへの対応が鍵となりそうだが」
広田「陣営は“2000mの瞬発力勝負にも対応できる”と言ってますし、小回りならともかく、新潟外回りなら心配する必要もないと思いますけどね」
宮崎(競友)
チャンピオンズC(GI)
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山崎TM
チャンピオンズC(GI)
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松田(競友)
ステイヤーズS(GII)
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石川(競友)
11/30(土)中山12R
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小島TM
11/30(土)中山2R
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