マウレアに好データ 阪神JF最先着の人気馬は連対率85%
昨年の勝ち馬はオークスで3着、2着馬がNHKマイルCを制覇と、春のGI戦線と直結するレース。まだ少し気は早いが、この世代の「クイーン」候補をデータで探し出す!
中心は阪神JF組
過去10年で新馬・未勝利勝ち直後の馬の勝利はゼロ。臨戦過程で目立つのは阪神JF組を筆頭に前走で重賞を走っていたグループである。
前走レース別成績(過去10年)
阪神JF〔3.4.2.12〕
フェアリーS〔2.2.3.20〕
菜の花賞〔1.1.1.10〕
新馬〔0.1.2.10〕
未勝利〔0.1.0.21〕
500万〔4.1.1.37〕
OP特別〔0.1.1.17〕
GIII〔3.2.4.22〕
連対率33%を誇る阪神JF組が中心になるが、好走のポイントは「最先着馬」であるかどうか。
阪神JF最先着馬のクイーンC成績(過去10年)
2008年 5番人気10着 シャランジュ 阪神JF・10番人気5着
2009年 2番人気2着 ダノンベルベール 阪神JF・3番人気2着
2010年 出走馬なし
2011年 2番人気1着 ホエールキャプチャ 阪神JF・4番人気2着
2012年 1番人気2着 イチオクノホシ 阪神JF・5番人気4着
2013年 1番人気9着 コレクターアイテム 阪神JF・1番人気4着
2014年 1番人気1着 フォーエバーモア 阪神JF・8番人気3着
2015年 5番人気12着 スマートプラネット 阪神JF・13番人気6着
2016年 1番人気1着 メジャーエンブレム 阪神JF・1番人気1着
2017年 3番人気4着 レーヌミノル 阪神JF・3番人気3着
阪神JFの最先着馬は過去10年で〔3.2.0.4〕という成績。半数以上が連対していることを考えれば立派だが、当レースで2番人気以内であれば〔3.2.0.1〕と信頼度がグッと上がる。恐らく1番人気が濃厚なマウレア(阪神JF3着)は東京のマイル戦で2戦2勝。軸はコレで決まり。
ステップ毎のポイントは?
先週のきさらぎ賞を制したサトノフェイバーのように、今年の3歳重賞戦線は「1戦1勝馬」の好走も目立つ。500万や重賞での実績にはとらわれずに相手探しをしていきたいが、当レースで注意すべきは距離実績。過去10年の連対馬20頭中17頭には芝1600m以上のレースで1着があった。この点を基本にしたい。さて、まずはGII・GIII組だが、このグループは着差がポイントになる。
GII・GIII組の前走着別成績(過去10年)
前走1着〔0.0.0.3〕
前走0.2秒差以内での敗戦〔3.2.4.3〕
前走0.3秒差以上での敗戦〔0.0.1.16〕
前走1着馬の不振は意外だが、これは全てフェアリーS1着馬。中山→東京に舞台が替わることや、他馬よりも1キロ重い斤量などが影響しているのだろうか。とはいえ、この組は「前走0.2秒差以内」が好走の条件。これに当てはまるのはレッドベルローズだけ。
次に前走・500万組。こちらは前走の着順別成績を基本に考えたい。
500万組の前走着順別成績(過去10年)
前走1着〔4.0.0.11〕
前走2~3着〔0.1.1.7〕
前走4着以下〔0.0.0.19〕
理想は前走で500万勝ち。前走2~3着から好走した2頭は勝ち馬から0.3秒差以内だった。また、馬券に絡んだ6頭は全て、前走で1600m以上のレースを走っていた。前走で菜の花賞を勝ったオハナは、初戦で東京のマイル戦を経験(1着)しており文句はない。ナラトゥリスは前走の赤松賞で3着だが、マウレアから0.1秒差なら十分に狙える範囲だろう。
最後に、新馬・未勝利組。こちらも馬券に絡んだ4頭全馬が前走1600m以上の馬で、中山・阪神・京都での勝ち上がりだった。また、4頭中3頭は前走1番人気。これらのポイントから、アルーシャとフィニフティを押さえておきたい。
結論
◎マウレア
△レッドベルローズ
△オハナ
△ナラトゥリス
△アルーシャ
△フィニフティ
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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