他馬関係者も「別次元」と絶賛するルージュバック　戸崎「不安材料は俺だけ」

こちらも３戦３勝　逆転を狙う

デスク「で、同じ３戦３勝のキャットコイン◎と来たわけか」

佐藤直「前走のクイーンＣは、１０００ｍ通過が５８秒９でラスト３ハロンが３５秒１。稍重だったとはいえ前の週の東京新聞杯が６０秒５→３５秒２だから、価値のある数字だよ」

吉田「僕も、トライアルを含めた前哨戦の中では、クイーンＣが一番レベルが高かったと思うとります。早目に栗東に入って、気性面や馬体減りのリスクも軽減されているはずやし…」

目黒「栗東の環境にも慣れて落ち着きはあるようですが、木曜の計量で４３０キロと、前走時から１０キロ減っている点は気懸かりですね。ただ、３戦全てが柴田善騎手でコミュニケーションはバッチリ。有力馬はレースごとに乗り替わるのが常の時代で、こういうコンビでクラシックを戦うのは個人的には応援したいですね」

那谷「俺はもう一頭の３戦３勝馬、クイーンズリングだな。３戦とも有利とは言えない外枠で、特に前走は内を通った馬が圧倒的に有利な馬場での大外一気。正直、ルージュバックは“化け物”かもしれないけど、この馬もポテンシャルは相当高いと思うよ」

持木「前走の強さは認めるが、大幅な馬体減だっただけに、その反動が心配だけど…」

那谷「２戦目までは前日に輸送して１泊しての競馬。カイ食いが旺盛で栗東にいる時よりも馬体増での出走だったんだよ。前走は初めての当日輸送ということで大きく減ったけど、通常時からは少し減っただけなんだ。何より強い勝ち方をしているんだし、神経質になる必要はないんじゃないかな。当日のパドックでも細くは見えないはずだよ」