ハートレー＆オーディン大敗で、ダービー想定オッズが激変

伸びあぐねる人気馬を尻目に　ディーマジェスティ

2/14(日) 東京11R 共同通信杯(GIII) 芝1800m
ディーマジェスティ　牡　馬体重：476kg
騎手：蛯名　厩舎：(美) 二ノ宮
生産： 服部牧場
父：ディープインパクト
母：エルメスティアラ（ブライアンズタイム）
初勝利時の評価：★★★★　4点〔1000万クラス〕

稍重という発表以上に馬場が悪かった印象。やや反応の悪さも覗かせていたが、前が開くと力強く伸びて差し切り勝ち。未勝利勝ち直後、それもホープフルＳを取り消した後ながら、しっかりと立て直されての勝利。馬場の悪くなりがちな皐月賞でも、と期待できる。

人気馬の敗因についても分析してみるが、スマートオーディンは前半やや掛かり気味。久々の分と、馬体増が思ったより緩く映ったのも影響したか。ハートレーは過去２戦よりも速いペースに戸惑ったか。ムチを嫌がるような素振りもあって気難しさも見受けられた。

日本ダービー　想定単勝オッズ

(→)１番人気　リオンディーズ　2.9倍
(→)２番人気　サトノダイヤモンド　3.3倍
(↑)３番人気　マカヒキ　7.5倍
(↓)４番人気　ハートレー　10.5倍
(↓)５番人気　スマートオーディン　13.5倍
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(NEW)12番人気　ディーマジェスティ　32.0倍

→【次走予定も掲載】日本ダービー想定18頭＆単勝オッズ

共同通信杯はディーマジェスティが勝って波乱に（撮影：日刊ゲンダイ）

長所

共同通信杯は持久力を問われるレース、未勝利勝ちは東京芝2000ｍでは不利な外枠から瞬発力勝負を制した。レースセンスがあり、今日のような力の要る馬場でも力を発揮できるのは大きな強味。

短所

馬場を考えれば勝ち時計は上々だが、上位陣が取りこぼした感もあり、手放しでは喜びづらい。ややパワー寄りの馬体で、距離は2000ｍ前後がベストだろう。上位クラスの馬とパンパンの良馬場で対戦すると切れ負けするかもしれない。