【京成杯AH】「荒れるハンデ重賞」で馬券の軸に信頼できる1頭とは!?
~過去10年の京成杯オータムHの傾向分析~
今週から秋競馬が開幕。その幕開けを告げる京成杯オータムハンデは、直近3年連続で10番人気以下の馬が馬券に絡んでおり、一筋縄ではいかないハンデ重賞。過去10年においても、トップハンデ馬の勝利はなく〔0.2.1.10〕と信頼度は低い。
注目すべきは、「前走ハンデ戦出走馬」で〔5.1.3.19〕単勝回収率320%・複勝回収率146%とハイアベレージをマークしている。その中でも、好走が多いのは圧倒的に“牡馬”。これらを【前走1400m以上・前走0.7秒差以内・前走ハンデ55キロ以上】の条件を満たす馬に限り、今回トップハンデとなる馬を除けば〔3.1.3.2〕と好走率はかなり高い。
これらのデータに今年該当するのは、ファルコニア(栗東:高野厩舎)1頭のみ。マイルでは勝ち切れてこそいないものの、GII3着を含め全て馬券圏内を確保と堅実さが光る。加えて前走4着以内に好走したディープインパクト産駒は、過去10年当レースで〔1.4.1.2〕と好成績。ここはデータ的にも目が離せないだけに、軸に信頼したい。
◇騎手別成績
・田辺裕信 〔3.1.1.3〕
・横山典弘 〔3.0.0.3〕
・戸崎圭太 〔2.2.0.2〕
中山芝1600mという特殊なコース形態もあるせいか、関東所属の中堅からベテラン騎手の活躍が顕著。上記3騎手は、単勝・複勝回収率ともに100%超えと馬券的妙味も十分あり、今年は騎乗機会のある戸崎圭太ジョッキーとコンビを組むルークズネスト(美浦:久保田厩舎)を穴候補に抜擢したい。(優馬データ班)
菅TM
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