GI未勝利馬が1位で波乱の予感? 天皇賞(春)・調教BEST5

調教BEST5
天皇賞(春)

第2位 ゴールドアクター

17)ゴールドアクター
牡5 (美)中川公成
[好気配]吉田隼27日南W良
(6)85.5 – 69.3 – 54.3 – 40.1 – 13.1 (5)馬也併入
○…メリハリの効いた走りでデキは絶好
気配…8 動き…8

好時計をマークした1週前追い切りの内容は有馬記念と遜色ないレベルの動き。爆発力を感じさせる豪快なフットワークが非常に目立っていた。最終追い切りは控え目に済ませたが、有馬記念時ほど間隔があいている訳でもなく、輸送もあるのでこれで十分。日経賞時と同様に、デキは高いレベルで安定。

篠島助手「前走のパドックはうるさかったが、レースでは超スローペースをピタッと折り合い快勝。並の馬にできる芸当ではないね。良化途上だっただけに上積みはかなり。自信を持って臨める」

パドックここをCHECK→パドックでテンションが高いのはいつものこと。久々の輸送競馬だけに大幅な馬体減さえなければ。

ゴールドアクタ-

輸送に備えて控え目の最終追い切りを消化したゴールドアクター(撮影:日刊ゲンダイ)

第1位 サウンズオブアース

15)サウンズオブアース
牡5 (栗)藤岡健一
[良化]藤岡佑27日栗CW良
(6)80.4 – 64.5 – 50.0 – 37.0 – 12.2 (6)一杯先着
◎…直線は離す一方でデキは文句なし
気配…8 動き…9

中間は坂路とコースを併用し、併せ馬は2本だけでも中身の濃い調教を積んできた。最終追いは僚馬を直線だけで1秒ちぎる圧巻のパフォーマンス。全体の時計、終いの時計、どちらも素晴らしい。しっかりと軸の入った力強い走りで、昨秋からの好調期は未だ継続中。文句のないデキで今度こそ打倒ゴールドアクター成るか?

藤岡健師「ここ目標に予定通りの調教メニューを消化。追切りも併せ馬で凄くいい動きをしてくれたし、状態は文句なしだね。距離延長はプラスだし京都の外回りも合っているので楽しみ」

パドックここをCHECK→前走はやや余裕残しの体。馬体が絞れていて、昨秋のJC時のようにキビキビと歩けているのが理想。

サウンズオブアース

最終追い切りで素晴らしい動きを見せたサウンズオブアース(撮影:日刊ゲンダイ