夏の２歳単勝・POG・一口馬主…　優馬的２歳戦のすゝめ

２歳戦の楽しみ方は馬券だけじゃない

　最近？でもないが、各所で盛んに行われているのが「ＰＯＧ」。参加者が仮想のオーナーとなり、所有馬の賞金などで順位を競うものである。毎年、皐月賞も終わる頃には来シーズンの２歳馬の情報が賑わってくるもので、来年のダービー馬はどの馬かと思案を巡らせる楽しさは馬券予想に勝るとも劣らない。ＪＲＡ－ＶＡＮなどが主催する大規模なものに参加するのもいいし(上位入賞者などには景品があったりする)、仲間内でマッタリと楽しむのもいい。一部でもいいが、リーディング上位種牡馬を除外して指名馬を選ぶようなルールを設けると、これまた一味違った面白さになるのでオススメしたい。

　もうひとつ挙げるならやはり一口馬主だろう。もう既に６月デビューの２歳馬はトレセンに入厩して調整中である。今年から筆者も一口馬主デビューとなったので、今からドキドキとワクワクと無事に走って欲しい気持ちが入り混じっているわけで…。馬券は基本的にそのレース１回きりだが、ＰＯＧや一口馬主となると、デビューからダービー、引退までといった比較的長いスパンでの楽しみ方となる。勿論、こういった遊び方でなくとも、デビュー戦で気に入った馬を追いかけるというのも十分に有意義な競馬の楽しみ方だろう。