レッツゴードンキ危うし 桜花賞圧勝馬のオークス成績は意外にも…

【優馬編集長日誌】
桜花賞で◎にしたレッツゴードンキ、オークスは迷っています

優馬編集長日誌
オークス

1番人気が連敗中

 先週のヴィクトリアマイルは大波乱。春のGIは高松宮記念から1番人気が連敗中だ。障害GIも含めると7連敗中。馬券にもなっていない、3着にも入っていないのだから、これは珍現象といっていい。さて、今週のオークスは?

今年のGI 1番人気の着順

フェブラリーS コパノリッキー 1着
高松宮記念 ストレイトガール 13着
桜花賞 ルージュバック 9着
中山グランドJ レッドキングダム 7着
皐月賞 サトノクラウン 6着
天皇賞(春) キズナ 7着
NHKマイルC グランシルク 5着
ヴィクトリアマイル ヌーヴォレコルト 6着

すっきり1点としたかったが

 3歳牝馬3冠レースの第1弾・桜花賞において、レッツゴードンキが2着馬につけたタイム差は0.7秒。特殊な流れであったとはいえ、私からすれば逆転困難な着差である。4月14日の原稿にしたところの優等生(負けた時の着差が0.4秒以内に収まっている馬)は桜花賞出走馬に7頭いたが、レッツゴードンキの圧勝により 6頭が脱落することになった。

 それでもオークスの登録馬には、レッツゴードンキを含めて優等生が5頭いる(他の4頭はナムラアンマキシマムドパリミッキークイーンロッカフラベイビー)。この5頭のうち、過去に高UK値をマークしている馬はナムラアン、ミッキークイーン、レッツゴードンキ。4月14日に書いたところの ”イチローであり王貞治” は この3頭になる。登録馬すべてが出走意志を示した場合、ナムラアンは除外となるので、残る2頭で馬連1点、押えでワイド1点。先週は そんなことも考えていた。

 だが、”そのネタだけで 火曜(本日)の原稿の文字数は埋められないなぁ” と思って 余計なこと(?)を調べてしまった。

上田一幸

筆者:


1967年、滋賀県生まれ。大学卒業と同時に入社し、一貫して編集畑を歩む。予想も馬券も徹底した穴狙い。この仕事に携わる以上、馬券購入は義務であると考え、入社以来、馬券を休んだ日はない。現『優馬』編集長。