鞍上モレイラで必勝態勢シュウジ 須貝師「文句なしの動き」
名前の挙がらぬ馬だって ほとんど全馬にチャンスあり
馬場「中田さんもおっしゃっていたハイレベルの高松宮記念、その勝ち馬であるビッグアーサーが現役最強スプリンターと見ていいわけですが、サトノルパンは、3走前の京阪杯で同斤量でビッグアーサーに勝っています。2走前のシルクロードSでも、0.5キロ重い斤量でビッグアーサーとタイム差なしですから、その能力を考えれば、前走の大敗と久々を割り引いても狙ってみる価値はあります」
板子「その大敗した高松宮記念ですが、前に壁を作れなかったのが敗因と見ていいですね。極端にテンの速い逃げ馬が不在で縦長の展開は考えにくい状況ですが、しっかりと前に壁を作って運べば直線で馬群を割れるこの馬に、僕も魅力を感じます」
小桧山「仕上りに関しては、入厩して10日の競馬だから正直わからない面があるけど、ノーザンファーム空港で入念に乗り込んで予定通りの臨戦とのことだし、担当者も“気配は良いし太目もない。初めての洋芝も良馬場なら大丈夫そうだし、色々と噛み合えばチャンスはある”と、前向きだったな」
デスク「函館スプリントS組は7着までの馬が全部出てきているんだが、3着以下はほとんど差もなかったし、チャンスのある馬もいるよな」
馬場「5着だったエポワスは、UHB賞を使ってココというのは9着に負けた昨年と同じですが、昨年ほど使い込んでいないので脚元もしっかりとしていますし、8歳でも昨年以上の状態と言えますね。前走も勝ち馬の流れでしたから、2着でも内容は良かったと思いますよ」
目黒「6着のオメガヴェンデッタも、同じようにUHB賞を挟んでとなりますが、その前走について安田翔助手は“少し馬体に緩さが残っていたのに加え、スタートで躓いてしまいましたから”と、敗因はハッキリしている様子でした。何せ函館スプリントSでは1番人気だった馬ですし、発馬を決めて流れに乗れれば巻き返しがあっても不思議はないでしょうね」
馬場「7着のオデュッセウスにいては、陣営も“相手は再び強くなるし、展開の助けが欲しい”と控え目でしたが、それでも“今回もマークはされずに気楽に乗れると思うので、それが良い結果に結びつけば”と、望みは捨てていない様子です」
デスク「函館スプリントSが3歳馬のワンツーだったという結果を考えれば、新たに参戦しきた3歳勢にもチャンスがあるんじゃないのか?」
目黒「栗東で乗り込まれてきたブランボヌールですが、札幌への輸送も無事クリアできたようです。“前走で418キロまで減っていた馬体も430キロ台で出走できそうだし、得意の洋芝&1200m戦で巻き返したいね。古馬との力関係はわからないが、51キロで戦えるなら”と、陣営は前向きでしたよ」
板子「ナックビーナスは、力が通用するかどうか以前に、完調には一息の感を受けますね、田面木助手は“春に連勝した頃には届かないが、走れる態勢には持ってきた”と。レースの形には注文が付かないタイプなので、51キロにも魅力はあるんですが、評価としては押さえが一杯でしょうかね」
目黒「あと、意外と侮れないのが2連勝中のホッコーサラスターです。札幌の本馬場での最終追いも、池添騎手が乗って余力十分の動きでしたし、好気配を維持していますね。早い時期から活躍していたヨハネスブルグ産駒ということで、“早熟”のイメージもあった馬ですが、本格化した印象も受けますよ」
デスク「てなわけで、俺の◎だが…」
木谷「ちょっと待ってください。ローカル班の僕に発言の機会を与えずに締めないでくださいよ。さっき、函館スプリント組の他の馬も、なんて話が出た時もスルーされたほど全く人気がない馬ですが、僕はファントムロードを狙っています。札幌では3戦ともに敗れていますが、昨年のUHB賞はレコード決着を2番手から追いかけての失速で、その前の年には2戦してともに上がり最速で追い込んでます。前走の函館スプリントSにしても上がり最速の脚を使ってますし、たとえ雨が降ってもOKなタイプ。差し・追込みも決まるレースですし、末脚勝負なら面白いと思いますよ」
デスク「賛同者なしの独演会、木谷君ご苦労さんでした。で、俺はブランボヌールだ。何せこの舞台で2歳時に重賞を勝っているコース巧者だからな」
木谷「なんか先週の北九州記念でも、同じようなアプローチで思いっきりハズしていたような…」
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
的中買い目を見る
小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
的中買い目を見る
土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
的中買い目を見る
三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
的中買い目を見る