骨折休養明けジュエラーは、買いか消しか? ローズSデータ予想
シンハライトVSジュエラーの第3ラウンドとなった秋華賞の前哨戦、ローズS。最後の1冠をかけて早くもアツイ戦いが繰り広げられそうだ。
シンハライトとジュエラー、どちらに軍配?
チューリップ賞、桜花賞ともにハナ差の際どい勝負になったシンハライトとジュエラーの戦い。桜花賞馬ジュエラーは骨折明けで、データ的にはオークス馬シンハライトに分がありそうだが…。データの集計期間は中京開催の2006年(芝2000mで施行)を除く過去9回とした。
前走レース別成績(過去9年)
オークス〔7.5.1.30〕
桜花賞〔1.0.0.2〕
クイーンS〔0.1.1.3〕
1000万〔0.0.6.20〕
500万〔1.1.1.32〕
未勝利〔0.1.0.4〕
桜花賞馬がオークスをパスしてローズS参戦というケースは2007年1着のダイワスカーレットと全く同じ。また、生涯連対率100%の馬は4頭いたが〔1.2.0.1〕。GI連対実績のある3頭はすべて連対しており、ジュエラーはデータ的には大丈夫。
続いてシンハライト。オークスで4着以内かつ3番人気以内だった馬は〔4.4.0.2〕となる。ディープインパクト産駒も過去5年で7頭が馬券に絡んでおり、甲乙つけ難いが軸としての信頼性はシンハライトの方が上か。
オークスで負け過ぎはマイナス
オークスで負けていた馬の着差を見てみると以下の通り。
前走オークス組の着差別成績(過去9年、1着馬との着差)
0.0秒〔1.2.0.0〕
0.1~0.2秒〔0.0.0.1〕
0.3~0.5秒〔2.1.0.7〕
0.6~0.9秒〔2.1.0.3〕
1.0秒以上〔0.0.1.14〕
上の結果から、オークスで1秒以上負けている馬は割引き。この段階で残ったのはアットザシーサイド、デンコウアンジュ、レッドアヴァンセの3頭。また、過去9年で馬券に絡んだ27頭について調べると、年明け以降の競馬で1勝以上(27頭中25頭)、3番人気以内で勝利(27頭中21頭)というのがポイントに。先に挙げた3頭の中ではレッドアヴァンセだけがこれを満たしている。
残りの押さえ候補としては過去9年で3着馬を6頭も出している前走・1000万組。この6頭の共通点は前走1800m以下(全馬が該当)、前走2番人気以内(6頭中5頭)、阪神コースでの連対歴あり(6頭中4頭)。これを満たしたのはカイザーバルだけだが、紫苑Sからの連闘となるクィーンズベストも阪神で連対歴があり、2走前に1000万での条件もクリア。狙ってみても面白いだろう。
結論
軸
シンハライト
ジュエラー
相手候補
レッドアヴァンセ
カイザーバル
クィーンズベスト
前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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