アーモンドアイは3位まで、1位は意外な馬? 有馬記念の調教BEST5

調教BEST5
有馬記念

第5位 ワールドプレミア

7)ワールドプレミア
牡3 (栗)友道康夫
[好気配]助手18日栗坂良(1回)
54.5 – 40.4 – 26.3 – 12.8 G前強目
気配…A 動き…A 総合評価…90点
坂路で軽快な動きを披露。レース間隔はあいたが、仕上がりは良好。

最終追い切りは前走の菊花賞時と同様に坂路で単走。軽快な脚捌きとパワフルな動きが両立し、時計の数字以上のスピード感があった。先週、先々週とCWコースでビッシリと追い切られて運動量も十分。菊花賞制覇後の一戦となるが、さらなる上積みを望めそうな仕上がり。

友道師「先週、武豊騎手に跨ってもらってCWコースでビシッと追えたからね。今週は息を整える程度で十分だと思う」

パドックここをCHECK→前走の菊花賞がプラス12キロ、木曜の馬体重がそこから更にプラス10キロだが、今が成長期で数字は気にする必要なし。とにかく初の関東輸送、落ち着きが鍵に。

第4位 フィエールマン

5)フィエールマン
牡4 (美)手塚貴久
[好気配]池添18日南DW重
66.4 – 52.6 – 39.0 – 12.4 (8)一杯先着
気配…A 動き…A 総合評価…92点
いつも以上にハードな乗り込みを消化。海外遠征後だが態勢は整う。

凱旋門賞での最下位大敗のダメージが気になったが、いつも以上にハードに乗り込まれ、最終追いでも一杯に追われて僚馬に先着。全身を使った重心の低いフォームで推進力を感じさせる走りは流石といったところ。気持ちの面も切れてはいない様子で、態勢は整っている。

手塚師「遠征のダメージを全く引きずることなく良い頃の雰囲気にある。直前もシッカリ攻められたし、納得の仕上り」

パドックここをCHECK→馬体重は大きく減っていなければOK。良い時と同じように首を使ってグイグイと力強く歩けていれば、力は出せそうだ。

フィエールマン

池添騎手が跨り最終追いを行ったフィエールマン(撮影:日刊ゲンダイ)

第3位 アーモンドアイ

9)アーモンドアイ
牝4 (美)国枝栄
[好気配]ルメール18日南DW重
(モヤのため見えず) (3)G強先着
気配…A 動き…A 総合評価…95点
2週連続で抜群の伸び脚。アクシデントはあったがデキは問題なし。

予定していた香港遠征は熱発のためパスしたが、馬場入りを1日休んだのみで問題ないと陣営の談。最終追い切りはモヤのためゴール前の一瞬しか視認できなかったが、伸びやかなフォームで抜群の伸び脚。先週もルメールJを乗せてキッチリと動けていたし、状態に不安はなさそうだ。

国枝師「GPSで計測したところ、先週とほぼ同じ時計で動きも良かったよ。香港は自重したが、状態に不安はない」

パドックここをCHECK→落ち着きのあるタイプなので、いつも通り淡々と、そして力強い踏み込みだ歩けていれば状態面はOKだろう。

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