アーモンドアイは３位まで、１位は意外な馬？ 有馬記念の調教BEST５

第2位　サートゥルナーリア

10）サートゥルナーリア
牡3 (栗)角居勝彦
[好調子]助手18日栗坂良(1回)
52.1 – 37.3 – 24.0 – 12.1 馬なり
気配…A 動き…S 総合評価…97点
坂路で軽快な動きを見せ、前走以上の状態でレースに臨めそう。

前走の天皇賞とは違い坂路での最終追いを選択。一瞬、バランスが崩れそうになるシーンはあったが、軽快なフットワークで最後までシッカリと伸びてきた。先週はスミヨンＪを背にＣＷコースで終い鋭い動きを披露。乗り込み量は十分で、状態面は前走以上と言っても過言ではない。

小滝助手「日曜、水曜と坂路でやりました。手前の替え方が雑なところはありましたが、順調ですし、前走以上の状態」

パドックここをCHECK→前走の天皇賞（６着）やダービー（４着）の敗因は大部分がテンションの高さにあった。落ち着いた周回が出来るのは勿論だが、直前まで見極めたいところ。

動き良好のサートゥルナーリアは当日のテンションが鍵（撮影：日刊ゲンダイ）

第1位　ヴェロックス

14）ヴェロックス
牡3 (栗)中内田充正
[末脚良し]助手18日栗CW良
(6)83.2 – 66.9 – 51.7 – 38.0 – 11.3 (9)直線追う
気配…A 動き…S 総合評価…98点
終いの反応鋭くシャープな伸び脚。前走以上の好状態で臨める。

最終追い切りは前走と同じくＣＷコースで単走。重心がグッと下がったフォームでストライドの広い走りは見た目にもスピード感があってとにかく素晴らしい。川田Ｊを背に追い切った先週も終い鋭く反応して楽々と先着。前走以上の状態も見込め、詰めの甘さを払拭してアッと言わせるシーンがあっても不思議はない。

猿橋助手「動き・反応ともに良かったですし、最後まであきらめずに走れていました。イメージ通りの調教ができました」

パドックここをCHECK→春先よりも馬体重は増加傾向にあり、理想はプラス体重で臨みたい。馬体にハリがあり、落ち着いて周回出来ていれば何も言うことはない。

大きなストライドで好調アピールのヴェロックスが１位（撮影：日刊ゲンダイ）