「ＵＫ値」で探すマイルＣＳの穴馬　優馬編集長の本命候補は…

あれも これもとは いきません

　先週の武蔵野ステークスは当欄で名前をあげた馬が１、２、３着（１、３着は高ＵＫ値からの注目馬）、デイリー杯２歳ステークスも名前をあげた馬が１、２、３着（２、３着は高ＵＫ値からの注目馬。この土曜２鞍の重賞は うまくいった。だが、日曜の重賞はイマイチ。福島記念は名前をあげたミトラが２着にきたものの、１着馬と３着馬は名前をあげていなかった。１着のヤマカツエースにおいては実績的に名前をあげても良かったのだが、たくさん名前をあげすぎても…と思い、外した馬。３着のファントムライトにおいては、お恥ずかしながらノーマーク。馬券のヒモにすら買わなかった。その流れからエリザベス女王杯も嫌な予感がしたのだが案の定…。こういう時の勘は当ってしまうもので、またもや１着馬には名前をあげていなかったマリアライト。かろうじて予想欄には△を打たせてもらったが、勝ち馬をヒモにしているようでは…。２、３着馬は名前をあげていたので（３着馬は高ＵＫ値からの注目馬）大恥はかかずに済んだと思うが、馬券は当たりか外れのどちらかで 惜しかったではダメ。土曜に蓄えた分を日曜に持っていかれる始末。

サトノアラジンにしようかな

　今週は22日に行われるＧI、マイルチャンピオンシップについてＵＫ値からの評価をしてみる。次にあげた馬名はマイルチャンピオンシップが行われる芝1600ｍから±200ｍの距離において 前５走以内に高ＵＫ値をマークしている馬。

ヴァンセンヌ（４走前）
カレンブラックヒル（５走前）
ケイアイエレガント（前走、４走前）
サトノアラジン（４走前、５走前）
テイエムタイホー（４走前）
モーリス（３走前）
レッツゴードンキ（４走前、５走前）

　登録馬に対象馬は７頭もいたが、テイエムタイホーは除外される見込みで実際に出走してくるのは６頭となりそう。この中から、今のところ 最も注目しているのはサトノアラジン。高ＵＫ値となった４走前と５走前は今回と同じマイル戦で、加えてデビュー戦の新馬戦（芝1600ｍ）も高ＵＫ値という馬だ。この馬が1600ｍに出走したのは過去に４回。つまり休み明けだった前走以外は高ＵＫ値をマークしていることになる。他に2000ｍで高ＵＫ値をマークしたこともあるが、1600ｍが最適距離だと判断したい。

1600mでは過去4回高ＵＫ値をマークしているサトノアラジン（富士S追い切り時、撮影：日刊ゲンダイ）