NHKマイルカップに、中距離からの転校生がやってくる
中距離組が狙える根拠
その目安となるのが以下に示したデータである。
表1)
前走 | 1着 | 2着 | 3着 | 出走数 |
1400m以下 | 0頭 | 2頭 | 3頭 | 43頭 |
1600m | 8頭 | 3頭 | 3頭 | 88頭 |
1800m以上 | 2頭 | 5頭 | 4頭 | 48頭 |
表2)
前走 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1400m以下 | .000 | .047 | .116 |
1600m | .091 | .125 | .159 |
1800m以上 | .042 | .146 | .229 |
表1、2は前10年のNHKマイルCの出走馬について調べたもの。表1の縦軸は前走で出走した距離、横軸は1~3着馬に入った馬の頭数と出走頭数。表2の縦軸は表1と同じ、横軸は勝率・連対率・複勝率を示している。1頭は前走が出走取り消しだったので除外した。
この2つの表から読み取れるのは、数の上では「勝ち馬」「連対馬(1着馬+2着馬)」「馬券に絡んだ馬(1着馬+2着馬+3着馬)」すべてで、既成勢力となる”前走1600m”が優勢。だが、転校生ではない この組は、出走数が他の組より断然多い。数ではなく、前記3項目を「勝率」「連対率」「複勝率」で計算してみると、前走1600m組がトップとなるのは勝率だけで、あとの2項目は”前走1800m以上組”がトップとなるのだ。短距離からの転校生はともかく、中距離からの転校生は侮れない。
今年の布陣 、強力馬がズラリ
今年のNHKマイルCに登録している”中距離からの転校生”は、どれも怖い存在だ。グァンチャーレ、クラリティスカイ、ミュゼスルタンの3頭は、マイル重賞勝ちがある転校生。いわば出戻り転校生で、すでにマイル適性も証明済みである。特にクラリティスカイのマイル重賞勝ちは今回と同舞台の東京、ミュゼスルタンは初戦のマイル戦が高UK値。
マイル戦ではないものの、アルビアーノも重賞勝ちがある転校生。アヴニールマルシェ、ダノンメジャーは重賞2着がある転校生。デビューからマイル戦で2連勝したアンビシャス、前走が高UK値のマルターズアポジーも気になる転校生だが、この2頭は賞金的に除外される可能性が高い。
最後に先週の競馬で高UK値をマークした馬を
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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