武豊キタサンでOK? 京都大賞典を勝つために必要な6つの条件
去年と同様、10頭立てと少し寂しい頭数になったが、キタサンブラックとラブリーデイという2頭のチャンピオンホースが揃い踏み。データはどちらに軍配?
勝ち馬の条件
この頭数なら勝ち馬を丁寧に絞り込んでいきたいところ。過去10年の勝ち馬のポイントを以下に並べてみた。
1着馬のポイント(過去10年)
- 重賞勝ちの実績(9頭/10頭中)
- 京都で1着経験(9/10)
- 2400m以上で1着経験(7/10)→2200m以上なら(9/10)
- 4~5歳馬(10/10)
- 3番人気以内(7/10)→5番人気以内(9/10)
- 前走は重賞(10/10)→4着以内(7/10)、5番人気以内(7/10)
上記のポイントを全て満たしたのはキタサンブラックただ1頭。京都の外回りといえば、菊花賞・天皇賞(春)を勝った舞台。自分でペースを作れる強みもあり、ここは人気でも逆らえない。
長距離戦はやはり騎手のウデ?
2400mともなれば、道中で消耗せずに乗る技術、仕掛けどころの判断力など、ジョッキーの腕に拠るところも大きくなってくるはず。そこで、長距離戦における成績を調べてみた。
芝2400m以上 騎手別成績(2015年以降)
ルメール〔14.5.7.31〕連対率33.3% 複勝率45.6% →ラブリーデイ
戸崎圭〔13.16.7.36〕連対率40.3% 複勝率50.0%
福永〔11.9.6.33〕連対率33.9% 複勝率44.1%
岩田康〔9.5.8.37〕連対率23.7% 複勝率37.3 →アドマイヤデウス
蛯名〔8.7.5.43〕連対率23.8% 複勝率31.7%
M.デムーロ〔7.10.4.29〕連対率34.0% 複勝率42.0% →サウンズオブアース
上から6人を挙げたが、その時点でラブリーデイ、アドマイヤデウス、サウンズオブアースの3頭が浮上。キタサンブラックの相手にはこの3頭だろう。
前走レース別成績(過去5年)
宝塚記念〔3.1.2.5〕
新潟記念〔1.0.0.4〕
オールカマー〔1.0.0.2〕
天皇賞(春)〔0.1.2.1〕
札幌記念〔0.1.0.3
丹頂S〔0.1.0.1〕
安田記念〔0.0.1.2〕
過去5年を振り返ると、前走がGIだった馬が1~3着馬15頭中10頭。その10頭の前々走を調べると、8頭立てだった2011年を除けば7頭全てが「前々走5着以内」。前走のGIでたとえ2桁着順に沈んでいようと、その前哨戦などで好走していればここでも好走が可能ということ。上記3頭の巻き返しに期待したい。
結論
◎キタサンブラック
△ラブリーデイ
△アドマイヤデウス
△サウンズオブアース
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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