名手ムーアのリアルVS天才武豊のキタサン TM馬券対決もヒートアップ
まだまだチャンス十分の馬たちも そして外国馬は?
久光「シュヴァルグランの上半期のGIは、天皇賞は脚を余し、宝塚記念もバテた馬を捌けず不発に終わったもので、ともに力負けの内容ではありません。休み明けだった前走のアルゼンチン共和国杯では過去最高のパフォーマンスを見せ、馬の勢い自体も春より上なのなら、リベンジのチャンスは十分と見ます。大外枠も道悪での消耗を抑えられる好枠だと思いますよ」
守屋「シュヴァルグランの前走には、ひと夏を越して更なるパワーアップを感じましたね。姉のみならず、妹もGIウイナーとなったことで、この馬も負けていられないでしょう。叩きつけるような走法から、道悪も大丈夫そうに見えますよ」
広田「前走は久々だけでなく、58キロのトップハンデと初の関東への長距離輸送も克服したあたり、相当な充実ぶりが窺えますね。ペース次第で自在に動けるのも強味ですし、理想は良馬場ですが、極端な道悪にでもならない限り、力は発揮できるはずです」

11月6日のアルゼンチン共和国杯を勝ったシュヴァルグラン(緑帽)(撮影:日刊ゲンダイ)
持木「僕はサウンズオブアースに期待します。昨年のこのレースでは序盤に大きな不利がありながら、コンマ3秒差5着と力を示しています。このあとの有馬記念が最大目標とは思いますが、今年のメンバーなら勝負になっていいかと」
久光「サウンズオブアースは、重賞未勝利時代のステイゴールドを彷彿させる戦績の馬ですが、大一番でも相手なりに走ったステイゴールドっぽい気質を持ち合わせていることは確かです。GIでは常に目が離せない鞍上も魅力ですし、調教状態もうなぎ昇りに良化している印象を受けますね」
広田「前走の京都大賞典こそ前残りの展開に泣きましたが、末脚は健在で、久々としては格好を付けたように思います。昨年の内容を考えても、舞台自体の適性は高いのではないでしょうか」
目黒「昨年の話をすれば、2着だったラストインパクトがここまで人気を下げるのは不当かもしれませんね。前走はレースの上がりが33秒7という瞬発力勝負に対応できなかっただけで、けっして力の衰えを見せたわけではありませんし、一叩きで体調も確実に上向いています。松田博厩舎に在籍していた昨年との比較はできないものの、調教に騎乗しているスタッフは“稽古でも左回りの方がスムーズ”とのこと。適度に上がりがかかる展開になれば、可能性はあるはずです」
武井「僕は穴馬としてルージュバックを挙げておきたいですね。前走の天皇賞は完全に捌き遅れたものですし、スローの瞬発力勝負になれば、この距離でもやれると見ています」
守屋「僕も◎を打って期待したルージュバックの前走ですが、大竹師は“序盤で退くシーンがあってポジションが悪くなったのに加え、直線でも外から蓋をされたから、全然走っていない”とのことでした。実際にダメージがなかったからここへ出走してきたとも言えますが、距離に関しては“オークスは2着に来たけど、有馬記念は10着。向いているかどうかはわからない”と、いつも通り慎重な構えを崩してませんでしたね。キレ味勝負の馬なので、道悪も割引きかと…」
菅「条件戦を3連勝してのGI挑戦となるトーセンバジルは、状態の良さや成長力に陣営はかなり自信を持っている様子でした。敷居が高いのは確かだとしても、ここへ挑んで、なおかつ楽しみなのなら、押さえておく手もありますよ」
守屋「フェイムゲームの前走は1000メートル63秒0のスローペース。“ハンデ58キロを背負っていたし、キレる脚がないのであの形では厳しかったね。それでもゴール前ではグンと伸びていたし、他馬より重かったのを考えれば仕方ないのだろう。去勢明けでも、ヘンな走りじゃなかったのは良かった”と、宗像師は前向きに捉えていました。前走時にも言いましたが、師は基本的に慎重な人で、強気な発言などもまずない人。それが、1週前の段階から取材の感触は上々で、加えて最終追いに乗った北村宏騎手も好感触をつかんでいたとあれば、ちょっと不気味ですよ」
デスク「日本馬はこのくらいにして、外国馬もさらっておきたいが、瀬古が外国馬に唯一◎を打ってるんだな」
瀬古「昨年に続いての挑戦となるナイトフラワーですが、その昨年は向正面で他馬と接触し、直線でも前が壁になって満足に追えないままでのゴール。“スムーズなら上位に来れていた。今年は一息だった体調も、ここへきて上がってきているし、ドイツの代表として頑張りたい”と、シュタルケ騎手も色気十分です。勝算あっての再挑戦だと思いますね」
小桧山「確かに雨の影響を受ける馬場なら、イキートスも含めたドイツ勢が怖いよ。悪く言えば、日本の芝ではスピード不足なんだけど、この距離で2分30秒も40秒もかかってしまう決着で好走しているんだから、かなりの重巧者と見ていいだろうな」
坂倉「僕はこれまた再挑戦となるイラプトが侮れません。この馬もまた昨年は不利があっての不完全燃焼でしたが、それでもコンマ3秒差の6着でしたからね。もう一度やってくるからには…と考えるべきですし、フランスで今季リーディング独走の鞍上も魅力です」
デスク「自称“海外通”、木谷の見立てはどうだ?」
木谷「皆さんがご指摘のとおり、ナイトフラワーもイラプトも昨年は大きな不利がありましたからね。それでも盛り返して6着のイラプトはこの舞台への適性は十分と言えますし、調子を上げて臨むナイトフラワーにしても侮れないと思いますよ。もう1頭の外国馬イキートスは相当な重巧者なので、かなり緩い重馬場なら…ってとこですかね」
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