ゴールドドリーム死角なしも「ヘソ曲がり」TMが穴馬を伝授
思わぬ人気薄の実力馬も チャンスは十二分
佐藤直「このレースは追込馬同士の決着になることもあるけど、イメージ以上に先行馬の活躍が目立っているんだよ。そこで狙ってみたいのが、ケイティブレイブ。前走の川崎記念で帝王賞に次ぐ2つ目のGIタイトルを手にした割に軽く扱われているけど、父のアドマイヤマックスに母父のサクラローレル、おじにあたるビーマイナカヤマと、これらの馬はみんな5歳以降に本格化しているんだ。勝つ味を覚えて、これからこの馬の大ブレイクが始まると思うぞ」
桜井「2月一杯で定年引退となる目野師にとっては、最後のGI挑戦になりますからね。それだけに、悔いのない仕上げでの出走となりますし、応援したい一頭ですよ」
持木「僕はアウォーディーの復活に期待します。近走はスタートダッシュが一息の感を受けるんですが、もともと芝で活躍していた馬ですし、芝スタートに替わる今回は、ある程度の位置が取れるはずです。しばらく勝ち星から遠ざかっていますが、かと言って大きく崩れているわけでもないですから、ここで変り身があっていいと思いますよ」
福田「3着止まりやった前走にしても“だいぶこの馬らしさが戻ってきた”と、松永幹師は復調の手応えを掴んだようやで。追い切りも“いい動きだった。気を抜かずにラストまでしっかり走っていた”との言葉通り、最近では一番の動き。そこから間隔が詰まっての強行軍に思えるけど、高いモチベーションをキープしていると見ることもできるやろ」
桜井「僕はベストウォーリアが気になります。このレースでは過去3回で3・4・2着のコース巧者ぶりですし、この1年の走りも着順ほど衰えているわけではないですからね。ここは取消明けでの状態が鍵とはなりますが、力を出し切れれば今年も好勝負になっていいはずです」
瀬古「その前走の取消の影響についてですが“早めに処置したのですぐに回復した”と、古泉助手も心配はしていない様子でした。気になる馬体重も、追い切り翌日の計量で520キロなら太目の心配もないでしょうね。昨年とは違ってぶっつけとなるのは割引かもしれませんが、3・4着だった年も休み明けでの好走でしたから、これまた問題はないはずです。“ズブさは出てきたが肉体的な衰えはない”とのことなら、今年もマークは必要ですね」
那谷「このレースでは2年前に2着しているインカンテーションも軽くは扱えないよ。武蔵野S勝ちの後は、ローテが詰まることを嫌ってチャンピオンズCを回避して東京大賞典を使ったわけだけど、交流重賞勝ちがあるとはいえ、本質的には地方のコーナーのキツさや深い砂が合わない馬なんだよな。“年齢的にもラストチャンスだと思うので悔いなく仕上げた”という羽月師の言葉に対し、その年齢が気になる人もいるとは思うけど、休んでいた期間も長いし、馬は若々しさを保っているんだ。同じ8歳馬では、エスポワールシチーやブルーコンコルドも馬券になっているレースだし、粘り込みがあっても驚けないぞ」
デスク「8歳馬といえばもう一頭。サウンドトゥルーも、12月から数えて4走目と、無類のタフネスぶりだが」
小島「前走の川崎記念は“超スローの流れを道中で上がって行こうとしたが上がり切れず、チグハグな競馬になってしまった”と、高木師は振り返ってましたが、直線がある程度長い大井ならともかく、川崎はこの馬には合いませんよね。さすがに前走後は疲れも出たようですが、回復も早く、“良い意味でデキは平行線”とのこと。年齢的な衰えはないですが、芝スタートでは置かれてしまう馬ですし、余程ハマらないと…といったところでしょうか」
広田「あと、穴中の穴としては、陣営の感触も良かったロンドンタウンをオススメしますよ。帰国初戦の2走前は完調手前、前走は大井の深いダートと、敗因は明白ですし、“休み明け3走目となる今回は強い負荷をかけてこれた”と、デキに自信を持って臨めるようです。理想は4走前のエルムSでテイエムジンソクを差し切った時のような脚抜きのいいダートですが、良馬場でも速い時計の出る東京ならチャンスはあるはずです」
前田(競友)
京阪杯(GIII)
払戻金 7万7700円
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前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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