“強い関東馬”の中に激穴を発見！ チャンピオンズＣデータ攻略

　というわけで、まず筆頭に挙げ たいのが３歳の関東馬ノンコノユメ。追い込み脚質がどう出るかだが、今年の中京ダート1800ｍで行われたＯＰ以上のレースは２つ。

東海Ｓ
１着　コパノリッキー　通過順　２－２－１
２着　グランドシチー　通過順　12－10－８
３着　インカンテーション　通過順　14－14－13

ジュライＳ
１着　サウンドトゥルー　通過順　13－12－11
２着　ナリタポセイドン　通過順　14－14－11
３着　ベルゲンクライ　通過順　６－７－６

　東海Ｓを勝ったコパノリッキー以外は差し・追い込み勢が上位を占めており、東京よりも直線は短いが、ここでも上位は狙えるだろう。

　上記の２レースを勝ったコパノリッキー・サウンドトゥルーは強い５歳世代にあたる。コパノリッキーの実績は今更言うに及ばずだし、サウンドトゥルーはこの秋２戦が更なる充実を示す内容で、２走前の日本テレビ盃ではコパノリッキーを差し切っている。この３頭が中心となりそう。

　穴なら前走４着以内の関東馬を狙いたい。ＪＢＣスプリント勝ちから臨むコーリンベリーとみやこＳ勝ちのロワジャルダンだ。コーリンベリーはＪＢＣスプリントからの臨戦とあって距離が課題。ただ、2008年・2009年と1400ｍ戦でのものだが、ＪＢＣスプリントから臨んだ馬が２年連続で５着に入っており、決して勝負にならないとは言い切れない。

　みやこＳ勝ちのロワジャルダンはダートの1700ｍ～1800ｍなら〔５.１.０.０〕と抜群の成績。まだ底を見せておらずコーリンベリーと共に谷間とも言える４歳世代だが、侮れない。

結論

ノンコノユメ
コパノリッキー
サウンドトゥルー

穴
コーリンベリー
ロワジャルダン

前走を勝った勢いも怖いロワジャルダン（撮影：日刊ゲンダイ）