「ここは狙い目」「買いの一手」ダノンと真っ向勝負できる良血馬
春の実績馬に真っ向勝負を挑む 注目の上がり馬
デスク「以前は春の実績馬が断然優位というデータもあったレースだけど、近年はクラシック不出走組の好走が目立っているよな」
中邑「今年の注目はなんと言ってもスイープセレリタスですよ。差し馬向きの展開となった中で、正攻法で手応え十分に抜け出した前走が強いの一言。あの内容なら、距離の1ハロン延長も全く心配ないでしょう。6月の遅生まれだったため、春は力も出し切れなかった印象を受けましたが、実績馬との力の差もなくなっていると見ていいですね」
那谷「その前走の月岡温泉特別は、重賞の関屋記念と比べて決着タイムはコンマ8秒遅いんだけど、1000m通過はコンマ2秒も速い激流だったんだよ。これを前々で押し切った内容は時計や着差以上に評価できるし、近年は前走で条件戦を使っていた馬が穴をあけるパターンが多いことを考えても、狙い目となるだろうな」
田崎「スイープセレリタスは、母がスイープトウショウという良血馬ですからね。軌道に乗れば一気に、という可能性も十分ありますよ」
デスク「陣営もかなりの手応えがありそうだな」
馬場「中間は短期放牧へ。前走については“春から夏にかけて順調にこれたことで心身ともに成長していたし、落ち着きがあったことで距離延長も良い方に出た”とのことです。この中間は短期放牧を挟みましたが“馬はどんどん良くなっているし、更に1ハロン延びてもこなせる手応えはある。重賞でどこまでやれるか楽しみ”なのなら、買いの一手ですよ」
瀬古「僕はここまで4戦3勝のアルティマリガーレを狙ってみたいですね。唯一の敗戦となった3走前の2着は、直線で前が壁になり追い出しを待たされるロスがあってのもので、底を見せていない魅力なら、この馬が一番かと思います」
目黒「ただ、これまでマイル戦までしか経験がなく、母系の血統的にも短距離~マイル戦向きの印象が残る点が鍵となりますが、“中間はグリーンウッドに短期放牧へ出したけど、いい感じで乗り込めている。馬体がまだ完成しきっていない分、いい意味でユルさがあるし、折り合いを苦にするタイプじゃないから、距離もこなせるんじゃないか”とは佐々木晶師。また、担当の三山助手によれば“操縦性が良くて乗りやすい馬で、1800mなら全く問題ない。さすがに今回は相手が揃うが、いい状態で臨めるし、密かに楽しみにしている”とのことなら、狙って損はないですよ」
市場「僕は、もっと人気はないんですが、今週の攻め馬の雰囲気の良さに惚れたビックピクチャーを狙ってます。ハッキリとした事情はわかりませんが、中1週後の連闘という強行軍で2勝目を奪いに行ったことと、その2勝目の勝ちっぷりの良さも魅力ですね。クラシック出走組の層が厚いことは百も承知ですが、それでも買ってみたくなる馬ですよ」
瀬古「前走ではそのビックピクチャーを退けて2勝目を挙げているモアナアネラにも可能性はありますよ。ジェンティルドンナの初仔ということでデビュー前から注目されていた馬ですが、“以前はスクむことが多かったが、最近はそれもなくなって思い通りに調教を積めるようになった。メンタル面も強くなったし、力を付けているね”とは、母も担当していた日迫厩務員。ここは試金石になりますが、押さえておきたいですね」
デスク「あと、春の実績馬組ではシャドウディーヴァの名前が出てこないんだが」
山崎「オークスについては“まだ力を付け切っていなかった中で、正攻法の競馬での2400mは少し長かった”という陣営のジャッジでしたが、それでも今回のメンバーで最先着のウィクトーリアとはタイム差なしの6着ですからね。1週前にコースでしっかりやって、今週は輸送を考慮して終い重点という調整も、動き自体は良かったですし、馬群を割って伸びる勝負根性があるので“岩田康騎手の乗り方でいい”と、斎藤誠師も満更ではなさそうでしたよ」
木谷「ですよね。僕はオークスで本命にしたシャドウディーヴァで雪辱を狙いますよ。斎藤誠厩舎&岩田康騎手といえば、2014年の勝ち馬ヌーヴォレコルトもそうですし、久々に的中するイメージはできてます!」
デスク「俺は小島茂厩舎の栗東滞在馬、ウィクトーリアを素直に買うぞ。お母さんのブラックエンブレムもそのパターンで秋華賞を勝っているんだからな」
木谷「ただ、ブラックエンブレムがこのローズSでは惨敗していることは、デスクに内緒にしておきましょうね」
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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