武豊なら「できる」 レシステンシア、枠と実力には不安の声も

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桜花賞

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レシステンシアは「弱点把握と武豊」がGood

最終ジャッジは俺に任せろ 本紙担当・須藤TM
「チューリップ賞で、暮れのコンマ8秒差をひっくり返されたのにはビックリしましたが、スローで引き付け過ぎたことによる瞬発力勝負で上位馬に劣ってしまったと見るべきです。自身も過去最速の上がり34秒2でまとめながらも差されて負けたのですから、弱点もはっきりしたと言っていいでしょう。ならば、今回の戦法はただひとつ。ハナでも2番手でも、後続になし崩しに脚を使わせるだけであり、武豊騎手ならそういうことができると見ました」

レシステンシアは「叩いての上積み」がGood

栗東・松下厩舎担当 細川TM
「松下師が分析する前走の敗因については、ほぼ須藤さんも言っている通りです。加えて、2歳時には使いながらパフォーマンスを上げてきたように、本質的には叩き良化型で、久々の影響もあったと言えますね。そういう意味での叩いた上積みも十分に見込める今回は、これまた須藤さんの予測通り“行く馬がいれば、2・3番手でもOKだが、ペースは前走のように遅くはさせず、スピードの持続力を生かしたい”という作戦。目論見通りの競馬ができれば、暮れに降しているチューリップ賞上位組に逆転できるはずですし、むしろ怖いのは未対決組かもしれませんね」

レシステンシア

最終追いの坂路では一番時計を叩き出したレシステンシア(撮影:日刊ゲンダイ)

レシステンシアは「魔の桜花賞ペース」がBad

これぞまさしく危険な人気馬 久光TM
「まずは逃げ馬としては過酷な17番枠に入ってしまったこと。そこからハナへ行くには、ここ2戦と比べても相当な脚を使わなければならず、内枠を引いたスマイルカナからも逃げ宣言が出ているのなら、いずれにしてもかなりのハイペースになる気がしますし、近年ではなかなかお目にかかれない“魔の桜花賞ペース”が、今年は復活するのではないでしょうか。同じハイペースでも、絡まれることがなかった阪神ジュベナイルFとは訳が違うと思いますね」

レシステンシアは「人気ほどではない実力差」がBad

惑わされてはいけない阪神JFの残像 那谷TM
「阪神JFの結果が出た時点で“もう桜花賞も決まり”みたいな話も出ていたけど、正直なところ、俺は“もう1回見てみたい”という気持ちが強かったんだ。というのも、時計があまりにも速すぎたし、逃げ馬が自分のペースで行けた時はたとえハイペースでもトンでもない強さを発揮する例が多々あるからで、土曜の阪神牝馬Sに出走するトロワゼトワルが、京王杯オータムHがビックリするほどの時計と勝ちっぷりだったのに対し、同じ舞台の次走でハナを切れずに惨敗したのがいい例だよ。そして“もう1回”の前走でハッキリしたことは、大事に乗られ過ぎたこともあったけど、マルターズディオサやクラヴァシュドールあたりとの力の差はないということ。阪神JFの残像が人気を押し上げるのなら、嫌ってみたいと思うんだ」

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