ＴＭアンケート『今年の桜花賞とオークスの勝ち馬を予想せよ』

ジュエラーを筆頭に各トラックマンのオススメは？

上田編集長

桜花賞：ポッドクヒオ
オークス：カサロサーダ
２歳女王メジャーエンブレムは有力だが、気になっているのがポッドクヒオ。初戦３着→未勝利１着はともにダート戦だが、その末脚は凄まじかった。キングカメハメハ×アグネスタキオンの血統なら芝でもやれるはず。牡馬相手に新馬戦を逃げ切ったカサロサーダは、長めの距離で牡馬相手に勝ったことが２４００ｍのオークス向きを思わせる。後続が来ればまた伸びるといったレースぶりにも好感。奥を感じさせる。

中邑ＴＭ

桜花賞：ジュエラー
オークス：ルフォール
シンザン記念では出遅れて全く流れに乗れず、直線だけで２着したジュエラー。高い能力は示した。デビュー戦が強い勝ちっぷりだったルフォール。追ってしっかりとしている馬で、いかにもオークス向き。

小島ＴＭ

桜花賞：メンデンホール
オークス：ルフォール
未勝利勝ちしたばかりだが、メンデンホールに魅力を感じる。姉ミッドサマーフェアはオークスで１番人気になったほどだが、父がタニノギムレットからアドマイヤムーンにかわって、よりキレが増した印象。底力のある厩舎だけに出走が叶えば面白い。ルフォールはステイゴールドの全妹レクレドールにキングカメハメハをつけた超良血。牝馬ながら追って味があり、中距離以上で真価を発揮しそう。今をトキメク堀厩舎、オークスの隠し玉はこの馬だろう！

持木ＴＭ

桜花賞：ジュエラー
オークス：デンコウアンジュ
牡馬相手に唯一、外から伸びたジュエラーのシンザン記念は実力の証。荒削りながらアルテミスＳを制したデンコウアンジュ。素質は見所十分で成長次第では。

福田ＴＭ

桜花賞：レッドアヴァンセ
オークス：キンショーユキヒメ
ラスト３Ｆ11秒9－11秒7－11秒5の流れを差し切ったレッドアヴァンセの決め手は◎。牡馬相手に鍛えているキンショーユキヒメ。報われる日が来るはず…。

吉田ＴＭ

桜花賞：エスティタート
オークス：メジャーエンブレム
メジャーエンブレムの阪神ＪＦは決してレベルの高い内容ではなく、桜花賞はエスティタートで。ただ、フットワークから距離はもつハズのメジャーエンブレムがオークス候補。

伊利ＴＭ

桜花賞：ジュエラー
オークス：メイショウタチマチ
新馬勝ち直後のシンザン記念では、内有利の馬場を追い込んで２着したジュエラー。一流マイラーに成長しそう。福寿草特別でロイカバードの２着と、牝馬同士なら威張れる実績のメイショウタチマチ。距離が延びて良さそうで、揉まれる競馬を経験すれば、ＧIでもやれる。

前田ＴＭ（競友）

桜花賞：ジュエラー
オークス：ルフォール
前が残る流れのシンザン記念をほぼ直線だけのレースで２着したジュエラー。まだ荒削りだが、それだけの伸びしろもある。素質は相当。追って味があり、距離が延びて更に良さが出そうなルフォール。ステイゴールドの全妹レクレドール×キングカメハメハと、血統的に筋が通っているのも魅力的。

デスク

桜花賞：アットザシーサイド
オークス：ルフォール
阪神ＪＦこそメジャーエンブレムに完敗したが、馬体減やら鞍上替わりやら、いろいろと厳しい条件でのコンマ６秒差５着は絶望的な差ではない。休養で馬体に成長を示し、トライアルでしっかりと出走権を取得できれば、可能性十分。ルフォールは新馬戦こそマイル戦だったが、明らかに距離が延びてこそのタイプ。まずはクイーンＣでどんな走りを見せるかにも注目したいが、オークスに駒を進めて、例によってコジが◎を打たなかったら勝てる。

木谷（編集）

桜花賞：ビービーバーレル
オークス：ルフォール
未勝利戦で逃げて好時計勝ち、ラスト２F目で10秒2の脚も見せたビービーバーレル。先行力と決め手の共存が桜花賞への可能性を感じさせる。堀厩舎らしい先を見据えた余裕のローテが好感の持てるルフォール。オークス馬のイメージが湧くのはこの馬だけ。

シンザン記念で牡馬相手に2着したジュエラー（撮影：日刊ゲンダイ）