優馬編集長日誌 3月3日号「トライアル」
女王の名はないが…
チューリップ賞の登録馬には昨年の2歳女王メジャーエンブレムの名前がない(すでに今年緒戦のクイーンCを圧勝)。それなら賞金の少ない馬たちにもチャンスが…とも思えるが、そこは桜花賞に最も直結しやすいとされるチューリップ賞。女王不在でも、結構な実績馬が出走予定だ。
ジュエラーは前走のシンザン記念で牡馬相手に2着。実は この馬、新馬戦を勝った後にGI・阪神JFに登録があった馬で、その時の当コーナーで「もし出走してくるようなら」と取り上げた馬である。初戦が高UK値、前走が牡馬相手の重賞で2着なら外せない。
また、女王は不在でも昨年暮れのGI・阪神JFからは2着馬ウインファビラスが出走予定。このレースの関東馬は率がいいというデータも。その他、賞金1000万以上の登録馬には、同じく阪神JFで3着に好走したブランボヌール、土つかずで2戦2勝のシンハライト、目下2戦続けて高UK値で勝利のレッドアヴァンセ、女王メジャーエンブレムに唯一 土をつけたデンコウアンジュの名前もある。
これらの実績馬たちに挑む賞金の少ない馬では…キャリアが浅く そして芝のレースで高UK値のあるリルティングインク、ヴィブロスに注目している(除外などで出走してこないかもしれないが)。
こちらは2歳王者がスタンバイ
弥生賞の方はチューリップ賞よりも実績馬の壁が厚そう。昨年暮れのGI・朝日杯FSをキャリア2戦目で制したリオンディーズ、その朝日杯FS2着のエアスピネルの登録がある。それに加えて、新馬→OP特別を連勝中のマカヒキの名前も。他の登録馬で賞金1000万以上の馬は札幌2歳Sを勝っているアドマイヤエイカン。ちなみに登録馬の中で3月生まれは この馬だけ。弥生賞だけに そんなところを気にする人は ご参考までに。
賞金1000万未満の馬では少し厳しそうな弥生賞だが、リオンディーズやマカヒキでは馬券的な面白みが…。しかしながら、賞金1000万未満の登録馬においては、チューリップ賞のようにキャリア1~2戦で伸びしろがあるような馬もいない訳で…。賞金1000万未満の馬から穴を狙うなら、芝の中距離戦において高UK値があるタイセイサミット、プレイヤーサムソン辺りか。
それでは最後に先週の高UK値馬を
土屋(競友)
福島牝馬S(GIII)
払戻金 21万0600円
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細川TM
4/21(日)京都6R
払戻金 22万2000円
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小野智TM
皐月賞(GI)
払戻金 22万9700円
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