【日本ダービー・調教BEST５】堂々の１位は「同世代とは“体力”が違う！」と絶賛の声 他にも穴馬がランクイン

第３位　フリームファクシ

７) フリームファクシ　吉田隼人騎手
牡３ (栗東) 須貝尚介厩舎

１週前 吉田隼 17日 栗東ＣＷ良
81.3 – 65.6 – 51.3 – 36.6 – 11.1　Ｇ前併入
当該週 吉田隼 24日 栗東ＣＷ良
69.3 – 53.0 – 37.5 – 11.2　馬なり併入
気配…Ｓ　動き…Ａ 　総合評価…94点

　吉田隼人騎手が３週続けて跨り、コンタクトをとってきた。気持ちを内に秘めながらも抑えは利き、直線で手綱を緩めると力強い動きでスムーズに加速。一度使ったことで毛ヅヤも冴え渡っている。久々で気負いもみられた前走よりも、鞍上の手の内に入れてコントロールできており、2400ｍ仕様のデキにある。

左回り得意のフリームファクシが叩き２戦目で一変ムード！

第２位　シャザーン

10) シャザーン　岩田望来騎手
牡３ (栗東) 友道康夫厩舎

１週前 岩田望 17日 栗東ＣＷ良
78.8 – 64.2 – 50.0 – 35.7 – 11.1　直線追先着
当該週 助手 24日 栗東坂路良
55.3 – 40.0 – 25.3 – 12.0　馬なり
気配…Ａ　動き…Ｓ 　総合評価…96点

　１週前のＣＷコースでの追い切りは、僚馬を１秒近く追走する形。前半から飛ばして、２Ｆから11秒台前半のラップで終いまでシッカリと伸びる好内容。直線で何度か手前を替えるのもいつものことで問題なし。東京までの輸送もあるため、直前は坂路でサラッとストレッチするだけでＯＫ。馬体も充実し弾むようなフットワークで、良馬場の東京でいかにもキレる脚が使えそう。左回りの方が走り自体もスムーズで、ここなら能力全開も叶いそう。

すみれＳの内容から良馬場＋距離延長で反撃必至！シャザーン

第１位　スキルヴィング

２) スキルヴィング　Ｃ.ルメール騎手
牡３ (美浦) 木村哲也厩舎

１週前 助手 17日 美浦南ＤＷ良
97.5 – 67.7 – 52.8 – 38.6 – 11.7　馬なり併入
当該週 助手 24日 美浦南ＤＷ重
67.8 – 52.3 – 37.9 – 11.2　Ｇ前併入
気配…Ｓ　動き…Ｓ 　総合評価…98点

　１週前追い切りは８Ｆから行き始め、ゴール板が過ぎても延々と促し続けていたように、この中間は意欲的。さらに日曜にも坂路で上々の時計を出しており、内容の濃さは前走を遥かに上回るモノがある。折り合いにも全く不安はなく、体力面においては“同世代の中でもトップクラス”と言っても過言ではない。青葉賞が余裕のある仕上げで完勝だっただけに、本番へ上積みも十分となれば、更なるギアを解放する可能性は十分にある。

遂に青葉賞のジンクスを破る時が来た！好仕上がりのスキルヴィング（写真：中央）